↓快新腐れ向け小説ですがOK?↓
ザァアアアアッッッ
とある、梅雨
「はぁ・・・梅雨は嫌いだ・・・血痕も、証拠も、気配も、やる気も無くなってしまう」
工藤邸には、新一1人っきり
雨音だけが、鳴り響いている
いつも、1人なのに何故か
この時期だけは、孤独感がある
こんな時期には誰も訪問者なんかはいなくて
1人ポツンと過ごす
「早く・・・終わらないかな・・?」
そんな事を呟いた・・・・とたん
ピンポーン♪
インターホンから音がした
誰だろう?こんな雨が強い日に・・・
そんな疑問をも、持ちながらドアを開けた
ガチャッッ
そこには、快斗が立っていた
「新ちゃーん♪vv」
「かっ・・快斗!?」
半べそを欠いていた新一は涙目をグッっとこらえる
「新ちゃんから電話も、メールもこないから、何かあったのかな?って」
「そ・・そうか・・悪かったな」
「いいの♪いいの♪新ちゃんに会えただけでもウレシイからvv」
「あぁ、コッチだって快斗に会えてウレシイぞ」
とりあえず中に入れよ」っと言って快斗を家に入れた
「何が飲みたい?」
「んー砂糖とミルクたっぷりのココアー♪」
「へぃへぃ」
「新ちゃ~んv」
「ぁんだよ?」
「さっき泣いてたでしょ?」
ギクリッ
「なっ・・泣いてなんかねぇぞ!」
「だって~さっきから窓通して新ちゃん見てたもーん」
「だー!何、人の家覗き見してんだよ!それに泣いてない!」
「ウッソ~?」
「本当だ!!!」
「でも、新ちゃん寂しそうな顔してたよぉ~?」
「べっ・・別に・・!誰も居なかったから泣いてたワケじゃねーぞ!!・・・・・・・・あ」
「あー今自分で「誰も居なかったから泣いてたワケじゃねーぞ」って言った~~」
探偵とした俺が鎌を掛けられたのに気づいていなかった
痛恨のミスだ
「あっ・・嫌・・それは・・・その・・」
「本当は寂しかったんでしょ~?」
「ちっ・・違う・・・・」
「そんな、赤面で言っても説得力0だよ?」
「・・・・・・・・・・・」
情けない
「とっ・・・とりあえず・・ココア入れてくっから」
「新ちゃーん」
「何だよ、また」
クリッと振り返った
すると、物事は一瞬で起こった
何故なら新一は快斗に押し倒されてしまったからだ
「快斗?」
「新一・・・・・・寂しかったのは新一だけじゃないんだよ・・・?」
「快斗・・・・・」
「メールも電話も遣してくれなかったから、スッゲー寂しかったんだよ!?」
「ゴメン・・・・」
「とりあえず~~~」
「?」
「いっただきまーす♪vv」
「だぁあああああああ!!!!やめろぉおおお!!」
「もぅ、遅ーーいv」
次の日、快斗は新一の黄金の右蹴りを食らうのだった