キーンコーンカーンコーン((早速放課後ww
ヒョイッ、ヒョイッ
どっかの誰かさんは
マジックショーの練習の最中に
足を折ってしまい
マジックショーに出られない事
を悔やんで1人帰っていた
そこに・・・・・・・
ミレイ「大丈夫ですか?」
透明な薄々聞き取りづらいような小さな声で
声をかけられた
ラルド「おぅ!大丈夫!!」
ミレイ「そうですか・・・家まで送って行きますよ」
ラルド「サンキュー」
ラルドはそう言って
投げキスをした
テコテコテコ~
のほほ~んと気ままに歩いていた
不良A「へいへい!そこのねぇちゃん」
不良B「一緒にデートしなァ~いっ?」
ミレイ「・・・・今は・・・無理・・です・・」
彼女は聞き取りづらい口調でまたつぶやいた
不良A「・・・・・?」
不良B「聞こえんなぁ~?」
そうすると彼女は泣きそうになった
ラルド「おぃ、お前らこの子が泣きそうじゃねーか」
不良A「何だよ!?」
不良B「テメェ何様のつもりだよ?」
ラルドはクスッと笑った
不良達には意味が分からなかった
不良A「何が可笑しいんだよ!?」
不良B「何の断りがあってそんな事を言っているんだ!?」
ラルド「そりゃ、こいつと俺は〝ツイン〟だからな」
ミレイ&不良A,B「!?」
不良A「双子・・?」
不良B「確かに言われると、そう見える」
ミレイとラルドの顔つきはほぼそっくり
ただ、たんに性格と髪色が違うだけ
不良A「じゃァよぅ、妹さんくれませんかァ~?」
ラルド「無理」
不良B「俺達ィ~金ならいっぱい持ってるぞ~」
ラルド「嫌」
不良A「いいかげんにしろ!!!!」
バァンッッ
ラルドは思いっきり不良に殴られた
しかし、彼は怖がるどころか・・・
ラルド「いいよ?好きなだけ殴ればいいじゃん」
不良A「おうっ」
不良B「そうさせていただくぜ!!」
ミレイ「やめて・・・ください・・・」
今度は聞こえる口で喋った
ラルド「ん?俺か?俺なら大丈夫♪慣れっこだから」
ミレイ「でも・・・足・・ケガしてるし・・・」
不良A「でえぇえやぁあっっ!!」
バキイィィッッ
不良は後ろからド付かれた
ラファ「あんたら・・・うちの兄貴に・・・」
不良A,B「ひぃいいっっっ」
ラファ「何さらしてくれとんじゃああ!!!ボケェエ!!」
不良A,B「ゴメンなさぁあいっっっ」
あの2人は即逃げていった
ラファ「お兄ちゃんほっぺ大丈夫?」
ラルド「おぅよ!!((キリリッ」
ラファ「それなら、大丈夫そうだね((キラッ」
ラルド「おぃおぃ、もっと心配しろよなぁ」
ラファ「ん?」
やっとラファはミレイの事に気がついた
ラファ「ああ!!!」
ミレイ「!」
ラルド「何?友達?」
ラファ「昨日うちに転校してきた子!」
ミレイ「・・・・・」
ラルド「コイツ1人らしいからさァ~家に住ましてあげてもいい?」
ラファ「ん~~いいケド」
ラルド「やったな!お譲ちゃん」
ミレイ「お譲ちゃんは・・・やめてください・・・」
ラルド「じゃあ、何って言ったらいい?」
ミレイ「私・・・ミレイって言います」
ラルド「よろしくね、姫」
ラファ「(兄さんKY?)」
こうして、ミレイは、ラファ&ラルド一家にお世話になるのだった