8、約束 | 初めての。。。

8、約束

朝、といっても昼過ぎ。
ようやく動き始める。

Kさん「もう、こんな時間かぁ~」
私「何か用事あるんですか?」
Kさん「友達と約束してるねん」
私「何時にですか?」
Kさん「ん~2時くらい」
私「・・・ってもう、1時過ぎてますよ!!」
Kさん「そやなぁ~・・・」
私「連絡しないと!!」
Kさん「そやなぁ~・・・」

支度して私の家の近くまで車で向かう。
とっくに2時は過ぎているのに、私といる間「友達」に連絡することはなかった。

「友達」って彼女なのかな。
彼女いるっていってたもんな。

この時の私は「変」だったと思う。
当然のように、私は大丈夫だと思っていたから。
何が大丈夫なのか。
ちっとも大丈夫でないのに。

Kさんと一緒になんていられないのに。。。
私との「約束」はされることのないまま、曖昧にKさんと別れた。

それでも、あの時は
これだけで、Kさんと一緒にいられると勝手に思いこんでいた。
だから、あつくなった気持ちも体もそのままで私だけが「熱」を持ち続ける事になる。