続く地震

いままた、千葉で地震がありました。
津波の心配はないそうです。

今日は、福島の原子力発電所に、自衛隊による空からと地上から放水がありました。

今日で、あのおおきな地震から一週間。
私は、１５年前の神戸のあの地震のときに被災した経験があり、東京にいる友達のことがとても心配です。が、事態はあの地震よりも、もっと深刻ではないかと、思っています。


福島と宮城では、
津波によって亡くなった人の数は毎日増えるばかりで、行方不明の方も、まだたくさんいらっしゃいます。
避難所では、お年を召した方がたくさんいらっしゃって、暖房もないような体育館でこんな辛い寒い日を過ごされているそうです。お薬も不足しているそうです。
一人でも多くの方が、暖かく安全な場所に移動することができて、安心して眠れるようになりますように。。。。。。。


東京に本社がある私の会社では、放射能の心配と、余震の危険性があり、ヘッドオフィスがしばらく大阪に拠点を移すこととなりました。加えて、都内の店舗はすべてクローズし、店舗のスタッフも、会社の計らいで大阪にしばらく避難することができることになりました。
商品を確保、配送するDistribution Centerが川崎にあるのですが、こちらも放射能の危険性から社員が働けず、大阪の店舗の方にも納品することができないため、私達も、大阪にいながらにして地震の影響を受けています。


私の知っている東京の店舗に勤めているスタッフの子達が、今日何人か大阪のお店にやってくるのを見ました。「東京にいると、ストレスがすごいの。停電もそうだし。スーパーに行っても買うものないんだもん！」もともと彼女は、有給休暇中でした。韓国へ行こうと航空チケットを買い求めたところ、羽田、成田発の飛行機便は、全て売り切れていて、ファーストクラスしかもうなかったそうです。関西空港からのチケットはかろうじて手に入り、それでも値段は通常の約３倍の、７万円。通常はだいたい２万５千円程度です。それでも、貴重な休暇の時間を東京で過ごすよりも、そっぽどいいでしょう。。。


どう考えても、規模も大きい、止まる様子もない、この地震。
わたしは、この地震、このまま南下してもう一度関西にも大きな地震がくるような気がしてなりません。いつ、自分も被災するかと思うと、スーパーでお水が売り切れているのを見ると妙に焦ったり。。。こちらでも通常通りの生活ができるのは、一体いつまでなんだろう。

そう思います。