本当に前触れもなく突然ZACKが私達からさよならしてしまいました
今にも台所の窓から『ミャ~』とご飯を催促する声が聞こえてきそうです
お庭に小さなお家を2つ作りくれちゃんと仲良く住んでいたZACK
ほとんど我が家から出ないでゴロゴロしている2匹でしたが
時々お散歩に出掛けるZACK
だけどどこかで監視してるんじゃないかと思うほど私が車で帰宅すると
歩道をゆるりゆるりと渡って我が家のお庭へ
そして台所に私が立つとご飯の催促の声が聞こえご飯をあげるのが日課でした
でも昨日は、違ってた・・・
お昼にプリスクールが終わった幸空を車で迎えに行き
帰宅後いつものように車を車庫に入れようとするとやっぱりZACKが出てきて
私と目が合い歩道を渡って来ました
私もいつものように窓を開けて『ざっく~ただいま~!』と言いました
そしていつものようにゆるりゆるりと歩いていたら突然パタッと倒れてしまいました
対向車が来たので慌てて車から降りZACKをよけてもらうように頭を下げ
倒れたZACKに駆け寄ると
聞いたこともない声で私を見ながら大きな声で2回泣き叫びました
たまたま近所の方が通ったので車に残した子供達を見てもらい
家からバスタオルを持って抱き上げました
一瞬鼻に付く悪臭が・・・・
とっさに怪我をしてると感じました
実は、この3日帰って来ていなかったの
初めてじゃないんだけどどこかで喧嘩したみたいで足の内側の怪我が酷く化膿してる感じでした
まずは、幸空にお菓子をあげてお部屋で遊んでもらいとっちんは、ベビーベットへ
多分倒れてからココまで5分くらいだったかな
次に抱き上げた時は、もう意識がありませんでした
パパも居ないし小さな子を残して病院にも行けずとにかく抱いてあげておおまかな汚れを取り
体を撫でながらZACKの名前を呼びかけていました
30分後仕事中のパパに急いで家に帰って来てもらいパパが抱き上げたらお顔を上げてミャーと
一瞬意識が戻ったようでした
でも明らかに今にも止まりそうな呼吸
今から病院に行ってももみじのように再期を看取れないかもしれない
パパと2人で考えて最後は、私達で看取ってあげることに決めました
それから数分後ぐーんと体を伸ばし口を開けて何かを言ってるかのようにパクパクしていました
私の膝の上で最後声を振り絞って『ふひゃー』と言いながらお空へ旅立ってしまいました
一生懸命ありがとうって言っているかのように
良く猫ちゃんは、死が近づくと飼い主から離れて何処かへ行ってしまうと聞きます
きっとZACKもそう思って出て行ったんだけどやっぱり痛くて寂しくて戻って来たのかなあ
そう考えると本当に泣けてきます・・・
2009年の10月野良猫でごみ置き場を荒らしていたZACKが
我が家へ来た時は、ちょっとでも近づくとシャーっと言って怖い顔つきだったけど
今では、私が洗濯を干していると必ず足元にまとわりついて甘えっ子な猫ちゃんなんだよ
毎朝幸空が猫ちゃん達にご飯をあげていたので
動かなくなった箱に入っているZACKを見て何度もご飯よ~と話しかけていました
今日斎場に連れて行く前に幸空にお空に行って星になるんだよと話したら
『またね~!ばいばいね~!またきてね~!』とお別れをしていました
幸空が大きくなったらいっぱいZACKのコト教えてあげるからね
決して美人顔でも無いし他の人にも愛想が良かったわけじゃないけど
お庭でゴロゴロしている姿に本当に癒されました
お洗濯を干してる間ZACKといろいろなお話したよね
それが急に居なくなっちゃうなんてママは、寂しいよ・・・
でもZACKらしいって言ったらZACKらしいのかもしれないな・・・
ZACK・・・
天国では、他の猫ちゃんと喧嘩しないで良い子にしてるんだよ~



