- 覆面作家は二人いる (角川文庫)/角川書店
- ¥540
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みなさんこんばんはー(*´ω`*)
最近隔週で歯医者に通っているのですが、
3ヶ月ぐらい経つのに一向に虫歯が治りません。
虫歯ってこんなに時間がかかるもの?
もしかしてぼったくられているのかしら。
でも今日は左右の歯の高さが違うと訴えたら
調整してくれて、しかも無料だったんですよね。
( `・ω・) ウーム…私を油断させているのかしら。
さて、本日ご紹介するのは
北村薫さん『覆面作家は二人いる』です。
覆面作家シリーズと言われているそうですね。
家では内気で楚々としたお嬢様、
でも実は一歩外に出ると勝気なおてんば娘。
二つの顔を持つ覆面作家は実は名探偵!
以下ネタバレ感想
北村薫さんの書く女性は円紫さんシリーズでもそうですけど
「こんな人実際にはいねぇよwww」っていうくらい
素敵な女性なんですよね。男から見た理想の女性。
①覆面作家のクリスマス
ワケアリお嬢様の新妻千秋と
担当編集者岡部良介の出会いの話。
岡部さんの双子のお兄さん優介さんは実は刑事で、
良介についつい事件の話をしちゃうのが悪い癖。
今回担当しているのは女子高の寮で起きた殺人事件。
なんでも、クリスマスの夜に一人の女子高生が殺され、
その部屋からもらったはずのプレゼントが盗まれていたのだとか。
散らばったプレゼントと一緒に件のプレゼントがなくなった
というわけでサンタクロースが犯人です。
トリック自体はふーん(´ー`)ですけれども、
動機が結構切ない。
自分への厳しさを他人へも向けてしまうことってありますよね。
それが大いに誤解されてしまった結果でした。
②眠る覆面作家
うさうさきゃわわわわわわわ(*´ω`*)
外千秋も可愛いところがあるじゃないか!
そして間違えて兄貴投げちゃうところもワロスwww
これも動機が考えさせられますし、
警察の食い扶持がなくならないように事件は起こってもいいと
言い張った誘拐犯に対しての千秋の返答が男前過ぎる!
なくならないんですよね、どうしても。こればっかりは。
③覆面作家は二人いる
実は内千秋と外千秋は双子なんじゃないの?
という優介兄貴の助言を下にさぐりを入れる良介。
今回の事件は万引き!
いつごろからかゲートを通るとブザーがなるようになりましたね。
それを利用した手口でした。
結局千秋さんは双子じゃなくってほっとしました。
トリコロールアイスをまた食べたがる千秋さんかわええ(*´∀`*)
さらっと読んで、さらっと楽しめるお話です。
一話が短くて軽いので、疲れている時に読みたいですね。