私にとって非常に特別な存在であります松田龍平氏がご出演なさるということで、

勉強がてら豊田利晃監督の『I'M FLASH』という映画を見てきました。

私の住んでいるところでは上映していないので、電車を乗り継いで行ってきました。


豊田利晃監督といえば『青い春』や『ナインソウルズ』などから

結構ぶっとんでいる、あるいは肩透かしをくらうような(いい意味で)演出というイメージがありました。

今回も多分に漏れずレトロ調な音楽とコメディセンスが光る作品でした。


新興宗教の幹部ルイ→藤原竜也

それのボディーガード新野→松田龍平

謎の女流美→水原希子

ルイのマネージャー→板尾創路

同じくボディーガード→永山絢斗(瑛太さんの弟さんですって!確かにそっくり!)

ルイの兄→北村有起哉(いい味だしてました!)

事故で死んじゃう不運な人→柄本佑(贅沢な使い方だな!)


とりあえず印象に残ったのはこんな方々でした。


新興宗教の三代目幹部ルイはある日、飲酒運転の事故で男性を殺してしまい、沖縄に逃げる。

ボディーガードとして雇われた新野達。鬱屈と海の潜る毎日に、死を渇望するようになるルイは、

教団の解散を希望するが、母親から命を狙われることに。

ボディーガードから一転、殺し屋となってルイを狙う新野。

白のルイと黒の新野、二人の対決が始まる…。


印象的なシーンの抜粋(もう松田氏贔屓なので彼のシーンばっかりです)


新野氏、箸の持ち方がよくない。(ゴーヤーチャンプルー食べてるとき)


ルイの命を狙ってくる殺し屋、銃弾当たらなさすぎ。ルイ無敵伝説。


全編沖縄ロケというだけあって絵面は非常によい。

特に海がきれい。藤原氏スキンダイビングうまい。撮影大変だったろうに…。


水原さん、非常に美しいのだけれど出番が切れ切れであまり印象に残っていない・・・

そして2,3語言葉を交わしただけでルイに懐柔してしまうのはなぜ・・・?

復讐するならもっと覚悟持って最後までやってくれと思ってしまった。


銃撃シーン。ルイ「そんなことはもうどうでもいいんだよ!」がカコイイ。びっくりした。

永山さんそんなに早く死ぬのか!もっと戦ってほしかったよ!

そして今度は新野無敵伝説。

ルイも左胸撃たれてるのに一向に死なない無敵伝説。

銃撃戦は方々から古いだのダサいだの言われていたけれど、

あれはあれでいいんじゃないかと思う。


そしてルイは結構あっけなく死ぬ。そして神様になる。

事故のシーンとオーバーラップしてるのは、

事故の時にもうすでに魂は死んでると自覚してしまったという意味か?


ラスト新野氏が主役みたいになって終わる。とにかく松田龍平の黒スーツに全編萌えだ。

それだけで見た価値はあったさ!90分が短く感じられた。


感想にも満たない書き散らしは以上です。

豊田監督が好き!藤原竜也が好き!松田龍平が好き!沖縄が好き!

上記に該当しない人はとくに見に行く必要がないのではないかと思うが、

くっそつまんねぇ!ってほどではないので、お時間があればぜひ。