こんばんは。
前回は、新幹線と特急を乗り継いで大分までやってまいりました。
それではいよいよ山越えして西側へ行くのですが…
乗車するのは九州横断特急。豊肥本線を通る特急列車です。
車両はキハ185系。最後の国鉄型特急車両になると思います。2ドアなので、急行型ぽさもありますね。
側面表示はLEDに更新済み。ステンレス車両が全面塗装されているのは斬新です。
車両はキハ185-2。国鉄フォントを守っていますね。
内装は更新され、JR特急らしさがあります。網棚も変更されているので、あまり陳腐さは感じません。
エアコンの吹き出し口はバス用のものを使用しています。国鉄らしさを感じられます。
豊肥本線はおよそ150kmほどの路線で、単線非電化です。通しで乗ると特急でも山間を走るので3時間ほどかかります。
川の近くを通ったり、森を駆け走ったりして列車は西へと進みます。自然がいろいろ移り変わるので見ていて楽しいです。
山奥を走り抜けると阿蘇のカルデラが顔を覗かせます。街や農地全体がカルデラ内にあるのが阿蘇の特徴です。
カルデラ内はほぼ平坦に近く、人々の営みが形成されています。ふつうの山並みに見えますが、これが周囲を囲い、山の中にこのような平坦な土地があることに自然の不思議さを感じます。
途中には熊本地震などで崩壊した斜面を復旧させた場所も見られ、それを知らせる看板もところどころに設置されていました。
立野駅に到着しました。立野駅手前にはスイッチバック構造があり、本線を走る列車もスイッチバックを使用して駅に寄ります。
当列車は長めに停車時間をとっていました。
構内踏切より。停車時間が長いので撮影時間も確保できます。
立野駅からは山を下り、熊本市街に入ってまいります。
途中の肥後大津駅からは電化設備があり、電車が乗り入れてきます。さらに、夕方ラッシュになるので、列車本数が多く、ほぼ全ての交換可能駅で反対列車と交換しました。特急列車だからという理由で優先的にダイヤは組まれておらず、普通列車の入線待ちすることも多かったです。
熊本駅に到着。降りたあと、回送される車両を見送りました。大分行きはもうないと思うので、熊本車両センターで一夜を明かすのでしょう。
ひとまず宿にチェックインです。
ちょっと古いですが、普通のビジネスインでした。よくある設備はだいたい備わっていました。
シャワーを浴びて、夕食へ
熊本ラーメンを食べてきました。にんにくなどが入っており、かなりパンチの強いラーメンです。好き嫌いが分かれると思います。スープは辛めで飲み干せられなかったです。
近くのコンビニで飲み物を買って宿に戻りました。移動での疲れですぐに就寝しました。
さて、次回は熊本観光からスタートです。
最後までご覧いただきありがとうございます。