こんばんは🌃あかでこと申します。

Xもアメブロの更新も滞っていますが、適度に鉄道趣味を続けています。

こちらでは投稿してはいませんが、今月のはじめに山陰へ訪れていました。Xで381系の写真を投稿した日です。そちらについては、また後日にも投稿したいと思います。

 さて、今回は今月2度目の山陰訪問について投稿します。381系は個人的にフォルムがお気に入りの車両で、3年前と一昨年に撮影したり、乗車しに訪れていました。

去年も訪れたかったのですが、キハ85系の引退前乗車や、広島車両所公開初参加、しらさぎの運行区間縮小前の北陸旅行などを優先してしまい、381系のJNRマーク貼り付け後やスーパーやくも色と緑やくも色復活後は全く行けずにいました。距離も遠いので、日帰りでは難しい場所でもありますからね😅

日帰りでは難しいとしましたが、今回は日帰りで行ってまいりした!それでは振り返りつつ投稿してまいります。

 

 5時25分頃、自宅発。今回は列車でいくことにしたので、最寄りの金山駅まで地下鉄で、そこからはJRで名古屋駅へ向かいました。

行きは東海道線の普通列車に乗車。乗車車両は311系G15編成。自分のことを忘れるな、と主張するかのようにホームに入ってきました。311系も引退が近いので、記録するのはいまのうちでしょう。

 

6時過ぎに名古屋駅着。乗車列車は名古屋駅新大阪方面初便ののぞみ271号。車内で食べる食事を買って、ホームにあがるとすでに扉を開けて待っていました。大体ののぞみ号は乗降時間1分程度なので、長いこと停車するのぞみ号は心にゆとりを感じます。

 

乗車車両は所定通り、N700S。新幹線は新しい方が個人的に好きです。設備がよかったりしますからね。

名古屋駅始発の列車ですが、乗っているひとが多めでした。

途中、京都、新大阪、新神戸に停車し、1時間40分後、岡山駅に到着。

 

 久々に岡山駅に降り立ちました。ここから、本命のやくも号に乗り換えます。

 

 

 

乗車予定列車はやくも3号。発車標に表示されています。

 

ホームに行く通路にはやくも号の歴史が掲示されていました。381系のリバイバル色と273系の登場は、一大イベントのようです。

 

やくも2号として走行して、すでに岡山駅に到着していますが、駅北側の留置線で折り返し待ち中。岡山駅は方面別ホームになっており、やくも号は山陽線ホームを使用しますが、発着本数が多いためか、折り返す前に引き上げ線に入線するようです。

先行の普通列車が岡山駅を出発すると、乗車予定のやくも3号が入線しました。

偶然…、というわけではありませんが緑やくも車両で運転です。このあとのやくも5号と迷いましたが、最初に従来の381系に乗りたいと思って、やくも3号に乗車することにしました。この翌日は緑やくも色車両が定期点検になる予定だったのでちょうどよかったです👍お隣にはいつの間にか走り始めていた227系500番台「Urara」の姿がいました。

やくも号に乗るために1番線に移動します。

岡山駅の駅名標にやくもの新しいロゴが掲示されていました。新型車両への期待感が表れていますね!

 

乗車車両は2号車にあたるサハ381-228。グリーン車から格下げされた車両です。

見た目は少し前のように感じられますが、車内は元々ゆったり化されているので、他の車両と変わりません。

窓割りは二つの窓が連続した構造。ゆったり化した際に、座席位置を変更されたので、一部窓と配置があっていない席がありますが、私が指定した座席はハズレ席ではありませんでした👍

 

381系は独特なコトコトコト…、という振り子のコロが動いているような音がするのですが、元グリーン車だからか音も静かで、何なら座っていれば縦揺れもあまり苦に感じず、振り子の振れ遅れがきになるくらいで、そこまで不快な感じはしませんでした。ただ、少しだけ酔いました😅

車内チャイムは鉄道唱歌。リバイバル企画の一環のようです。そこはゆったりやくものシューマンの見知らぬ国から子供の情景がよかったな、と思います。これは賛否両論がありそうです。

 

車内観察をさらっとしながら、米子駅まで乗車。中央西線よりも曲線区間が多い伯備線ですが、そこそこの速度で曲線に突っ込む姿は圧巻です。

 

米子駅に降り立つとすぐに出雲市駅に向けて出発。3分ほど停車時間を設けることが多い当駅ですが、2分遅れていたこともあったのか乗務員交代をすぐに終えて出発していました。

 

改札を出ましたが、岡山行のやくも号がもう少しで米子駅に到着するようなので、自由通路から撮ってみました。

ノーマル編成4両のゆったりやくも編成。電連付きの密着連結器があっちむいてほいをしているのは新鮮に感じます。

 

米子駅でレンタカーを借りて、列車撮影に移行しました。

 

今回はまず初めて来るところに。

やくも14号もノーマル編成4両。今日は増結編成を使用しない日のようです。DJアプリで見れば増結日を確認できますが、最近はDJアプリすら開いていません。課金している意味…。ともかく、この車両も連結器があっちむいてほいをしています。

 

少しすると、やくも5号が来るみたいなので、もう少し待ってみました。

やくも5号はY1編成とY2編成の一番最初に近畿車両を出場した車両でした。JR西日本らしさがありつつ、斬新な色と前面デザインです。

 

273系は去年の10月にこの2編成が出場しましたが、今年の4月には運用開始と、だいぶスピーディなデビューでした。JR東海のHC85系は量産車が登場するまで1年以上試運転して時間をかけて車両を作っていましたが、JR西日本の273系は1編成目から量産車両なので、この2編成が登場してから3か月のブランクがあったものの、4月の運用開始までに8本が用意されました。

導入予定は残り3本ですが、果たして11本でやくも号を回すことができるのか少し不明です。

 

続いて、西の方へ移動しました。東松江駅でやくも16号として走る「リバイバル緑やくも色」を撮ろうと思っていましたが、撮れる状況にあったにも見逃すという、恥ずかしい結果となりました😅

 

さらに西へ移動し、今度は岡山方面からきているやくも7号を狙いました。

割と目新しい編成、Y5編成とY6編成のコンビです。一部の鉄道オタクの中には273系のデザインを毛嫌いしているようですが、私は個人的に気に入っています。見た目の好みって人によって変わりますからね。

 

続いて狙うのは後続のやくも9号ですが、時間があるのでここで昼食を摂ることにしました。近所にあるたまき 直江本店さんで、そば定食をいただきました。和食ファミレスですが、ここで提供されるそばは出雲そばです。お手頃価格で出雲そばを食べられるので個人的にオススメです👍

 

先ほどのポイントに戻って、撮影続行です。

まずはキハ187系で運転のSまつかぜ号。山陰の特急型気動車と言えばこの車両です。JR四国の2000型気動車をベースとした制御付き振り子付き気動車です。JR西日本では2両単位で運用されているようで、JR四国のような変態連結はみられないようです。いつかは乗ってみたい車両です。

 

続いて、直江駅で交換待ちしていた普通列車が接近。

キハ47形2両で運転の出雲市行き。山陰地域で広く活躍している気動車です。鉄道模型では381系と並べると山陰の風景を味わえそうです。今度、TOMIXからNゲージが発売予定なので、予約してみたいと思います。

 

しばらくして、本命が通過!

381系「リバイバル国鉄色」編成です。一昨年の11月にも撮影していましたが、その時はJNRマークが貼り付け前。クロ側は連結器カバーを取り付けていましたが、JNRマークを取り付けてからは外されたようです。電気釜顔にはこの塗装が似合います。安定した姿ですね👍

 

出雲そばを食べることと、国鉄色やくもを撮影するという目的を果たしたので、折り返すことにしました。

 

途中の先ほど寄ったところでまたやくも号を2本撮影。

先ほどのピカピカコンビ。273系の座席数、381系より減っており、全席指定席化、さらに予備編成数も少ないのですが、果たして11編成で多客期を乗り越えられるのかさらに疑問を感じます。列車の長所である大量輸送ですが、その役目を果たすことができるのか…。

 

少しすると、381系が出雲市に向けて通過。

ベージュの車体に太い赤いラインに青いライン。このゆったりやくも色も完成された塗装です👍

 

レンタカーの返却時間が迫っていますが、気になる場所があったので寄ってみました。

伯耆富士・大山を背景に走るやくも号。天気が悪かったですが、標高が低いのでその全貌を見られました。

 

もう一つのお目当ての前に普通列車が通過。

115系G編成による、新見行き普通列車。一昨年の11月にはこの時間に普通列車は設定されていなかったような気がしますが、全く撮っていなかった伯備線を走る115系を見られて満足です👍今度は備中高梁より南でD編成を中心に撮影してみたいです。

 

続いて、本命、やくも24号。リバイバル国鉄色編成を初めて撮影したときにここを訪れました。相変わらず前2両が振り子エラーを起こしています😅

 

この塗装、いつみても安心感があるような気がします。

 

途中の給油所で燃料を満タンにしてレンタカーを返却。お土産物や弁当を購入して、駅に入場しました。

乗車電の前に出雲市行きのやくも号がみられるので、境港線ホームの方まで行って撮影。

緑やくも編成です👍大幅な遅れがなかったので、撮影できました。最後に1回くらいまた撮りに行きたいのですが、行けれるかな…。

 

出雲市に向けて出発。緑やくも色はこの列車でこの日の運用は終了です。

 

緑やくも色が行ったかと思うと、273系が入線!帰りは273系で運転のやくも26号にしました。

普通席は緑や青といった色のモケットになっていました。

ヘッドレストは可動式でその人の座高にあわせてヘッドレストが調整でき、リクライニングは最近流行りの座面が少し動くタイプ。座面が沈み込みます。

 

一枚の窓ですが、フリーストップ式のカーテンが列ごとにあるので、二連窓になっているようにみえます。

洗面台も見てみました。

 

鏡に埋め込まれたライトが明るく照らします。上品さを感じさせます。

 

走行中に予約状況を見てみると…

4両の運転だからか、そこそこ埋まっています。

 

ここで夕食。今回は…

伯耆物語という駅弁にしました。鳥取大山の飲むヨーグルトと一緒に。特急列車と駅弁って、個人的につきものだと感じています。

 

乗り心地はなんといっても二輪車に乗っているかのようななめらかな車体傾斜で、曲線に入っているときにはすでに傾いているため、ぎこちなさがまったくかんじられませんでした。

ただ、新製されてまもなく、足回りがまだ固いのか、縦揺れがちょっとひどく感じました。もう少し座面を柔らかい素材にするか、保線を強化するなど、改善の余地がかんじられました。

381系と違って、酔うことがなく、途中の備中高梁から少しうたた寝してしまうほどでした。これは期待大な振り子式特急型電車です!

 

気付けば倉敷駅を出発してもうまもなく岡山駅。伯備線特急を楽しむ旅ももう少しで終了となりました。名古屋からは距離がすごくありますが、また乗ってみたいと思える車両でした。旧型から新型になってもやくも号は好きになれそうです。

岡山駅到着。下車時にやくものロゴを撮影しました。乗り換え時間もそれほどないので、新幹線ホームへすぐ向かいました。

 

のぞみ60号東京行きに乗車。西から帰る時は最終に近い新幹線が多いのですが、今回はまだ早めの便です。

 

 

車両はG39編成でした。X編成より新しいはずですが、G編成も少し古く感じられてきました。ただ、まだ現役で走るX編成があるようなので、引退はもう少し先になりそうです。

 

 JR西日本もダイヤ改正してから普通車でのワゴンサービスが終了しました。東海道新幹線よりも長い距離を走る山陽新幹線ですが、ワゴンサービスがなくなったのは残念です。どこの会社も人手が不足しているのかもしれませんね。

 

 21時35分、定刻通り名古屋駅に到着。ここからは中央西線に乗り換えてお隣の金山駅へ。安定の315系です。22時過ぎには自宅に無事に到着しました。

翌日も休暇でしたが、日帰りで帰ってきてしまいました😅この前に行った時も日帰りでしたが…。泊まりでないと少しもったいないようにも思いますが、なかなか充実した列車旅となりました。

もう少しで引退となる381系、あと2回くらい見に行けたらと思いますが、果たして引退前に行けるのでしょうか。そして、走り出した273系、その車両をお目当てにやくも号を乗りに遥々岡山へ列車で行くことはあまり考えられませんが、機会があれば何度でも乗りたい車両だと思います。

 

 曲線が連続する古くからある伯備線を高速で駆け抜けてきた381系。南紀や北近畿で活躍していた車両の一部も最終的に集い、最後の定期運用を持つ国鉄生まれの特急型電車として、親しまれています。

あらたに登場した273系もやくも号、そして、JR西日本の看板特急として活躍していくことを願いたいです。また、273系に興味があって、まだ乗ったことがない方はぜひとも乗ってみて、従来の制御付き自然振り子よりも自然な傾きをご自身で堪能していただきたいと思います。

名古屋には松本・長野へ向かう、特急しなの号が383系という制御付き自然振り子式車両で運転されており、その車両が新たな特急型電車、385系を開発し、それで置き換える予定だそうです。385系も273系並みのなめらかな振り子を搭載することを願いたいです。

最後までお読みいただきありがとうございます😊