こんばんは🌃あかでこと申します。
梅雨真っただ中で、ここ数日は局地的に大雨が降っていました。今朝は一宮あたりや美濃市あたりで激しい雨が降っていました。さて、当記事で何度も取り上げてきたキハ85系ですが、本日をもってJR東海から営業運転を終了しました。JR東海が発足してから最初に製造された特急型気動車ですが、後継のHC85系登場により、6月いっぱいで最後の定期運行だった南紀号からも撤退し、本日の団体臨時列車をもって、34年間の活躍に終止符を打たれました。今日はそのキハ85系を見に行くために高山駅等に行ってきました。
それでは振り返りつつ投稿してまいります。
3時30分頃、起床。
南紀号の回送や富山ひだを見に行くのか、というような時間に起床しました😅ちょっと訳あって早朝の高山駅に行きたかったのです。
クルマを走らせること2時間以上。6時前に高山駅に到着しました。
聞いていた通り、いました。さよならキハ85系号の8日出発分の車両です。留置車両は西側の留置線に移動されることが多いのですが、JR東海の職員さんのご厚意から1番線と2番線の間にある中線に留置されました。
東側の留置線にはいつも通りひだ6号の車両が留置。ここはキハ85だった時と変わらないみたいです。さらに普通列車の改札時間より前ですが、駅構内に入らせてもらえるみたいなので、高山駅構内に移動しました。
入場券を購入し、改札内に。
1番線側の階段にこんな横断幕が。上の編成、ありがとうキハ85系南紀号編成っぽいような気がします😅
待合室側にはこんなのもありました。
ホーム屋根柱に取り付ける駅名標が展示してあり、キハ85系の写真が展示されていました。こうしてみると、JR西日本にも大きくかかわりのある車両だったと思えますね。
まずは2番線に移動し…。
貫通型側から。貫通側先頭が1209号で、前日には半高音チャイムを聴けるイベントがあったそうです。
貫通型同士で並びが撮れそうだったので、撮ってみました。お別れの時が近付くにつれて、しみじみとした気持ちになります。
さて、反対側に回り…。
キロ側も撮りました。キロ85とキハ84-300がすごく見慣れた組成で、富山編成が5両になったみたいでした。実際には猪谷以北は4両までしか入線できないと思いますが、5両で入線したこともあったのでしょうか。こっちには停車位置目標があるようです。反対側ホームに移動しましょう。
バリアングル液晶の利点を利用して、しゃがんだ状態よりも低い構図で。ホームが映っていますが、沿線などの平地で撮ったような角度で見えますね。
高山駅での観察はこれまでとして、高山駅まで来ておいてすぐに戻るのはもったいないですが、来た道を戻って、名古屋方面へ。
一宮ICで降りて、燃料が減っていたので給油し、清洲駅へ。さよならキハ85系号の往路2本目を狙います。
9885D 臨時 さよならキハ85系号 高山 行 キハ85系5両
昨日は失敗したさよならキハ85系号、編成は別ものですが、今日は成功しました。雨なので昨日ほどではありませんが、それでも撮る人は見られました。昨日と同じポイントで警笛をならしてくれました。
往路はゆっくりと高山線を下っていくそうなので、高速道路で先回りしてみました。
ひだ82号を見送ったポイントによってみました。撮った当初は微妙かも、と思いましたが、トリプルヘッダーだとわかりますし、悪くないかな、と思います。こちらは鹿クッション付き車両のキハ85-1109が先頭になったようです。
寄ったところではピンボケ😅私は貫通型とは相性が悪いみたいです…。
到着した車両の入換を見るために、再度高山駅へ移動しました。
早速、ひだ10号の車両を入換していました。キハ85系運用が残っていたときは、ひだ1号の車両を使用していましたが、今はひだ3号の高山止まり編成を使用していると思います。何気にD1編成が先頭です。最近はよく遭遇するような気がします。
いよいよ先ほどのキハ85系も入換開始です。
1番線に入線しましたが、後続で来るひだ5号のために線路を空けるようです。高山祭の臨時と比にならないくらい人がいますね…。
おっと、さきほどのHCも入換をはじめたようです。
高山駅での同時入換は見たことない気がします。過去にはあったのでしょうか…。
胸熱な瞬間です😊3つの85系の顔が並ぶ、素敵な時間でした。それにしても、有料駐車場にもいっぱいの人がいて驚きです😅一目見ようと訪れた方々が多かったことがうかがえます。
キハ85系メインのカットで。南紀号で使用していたキハ85形の連結器はあっちむいてほいしていましたが、キロはしっかりと正対しています。
入換の折り返しに余裕があったので、反対側に移りました。
先ほどピントが残念になっていたキハ85-1109側です。信号待ちのようです。
しばらくすると…。
ひだ5号が到着しました。両端にD100編成を連結した編成です。大阪編成が2両のままで、古川編成が増結された状態ですとサンドイッチ編成になるみたいです。ハンドル訓練だけの編成ではなかったみたいです。
いよいよ入換再開です。
一度本線にわたり、西側の留置線、ホームに一番近い線路に入線しました。
すこしして、反対側に移りました。特急型車両ばかり。奥にはひだ25号を切り離したひだ5号が見えます。
ほどなく、ひだ25号だった車両が入換を開始。
なんと、奇遇にも先日入換を見ていたD104編成でした。高山駅でもこの編成の入換を見られるとは少し意外でした。
それから、雨が強くなってきたので、少し防雨対策しにクルマに行ってから戻ってくると…。
中線に止められたキハ85系を動かし、美濃太田行の普通列車がちょうど高山駅を出るとこでした。キハ25形のLEDを止めるのは少し難しいですが、今日は頑張ってみました。
続いて、高山止まりのキハ25形があったみたいで、その入換もありました。
さきほどはP2編成で、こちらはP1編成。運用の偶然なのか知りませんが、番号が続きました。
続いて、中線のキハ85系が入換。
この編成も本線ではなく、引き上げ線に入換をするみたいです。
反対側に移りまして…。
尾灯からヘッドライトに切り替えられました。車両区での入換と違い、全点灯で入換をする姿は見られませんね。
しばらくすると…。
8081D 特急ひだ81号 高山 行 HC85系D2編成
ひだ81号がやってきました。こちらも横並びする姿を撮れました👍しかも、両方ともヘッドライト点灯です😊
81号はD2編成でしたが、こちらも先日、入換を見た気がします。最近見ていない車両がないのでは、という話になるかもしれませんが、そんなにもHCをずっと見ているわけではありません。
続いて、キハ85系が入換。
入換注意現示を確認して、いよいよ動き出します。
本線に入り、2番線に入線しました。これから復路の組成に入るようです。このままずっと見ているのもいいですが、朝から活動していたので、ここで昼休憩を取ることにしました。
駅近の食堂に行こうと思いましたが、意外にも待ちが長かったので諦め、コンビニで済ませました。車内で食事をしていると、最後の入換が始まりました。
駐車場の向かい側のビルにさよならキハ85という掲示がされていたので、それを交えて。本当にこれが最後なんですね…。
食事が終えたところで、撮影地を探す余裕があるうちに移動。本日初めて41号を走りました。
飛驒一之宮駅や宮カーブ、渚駅俯瞰といった、有名な場所はどこも人気で、多くの方が撮影されていました。一番驚いたことは、バイパス区間の道路上に多くの方々がいたことでしょうか。いやぁ、すごかった。そんなことだったので、私はお気に入りの場所で待つことにしました。
ご近所の方も見に来られて、スマホで写真を撮る準備をされていました。
まずは本命通過前の普通列車。今まで未撮影だったP101編成です。これにて美濃太田車両区のキハ25形はすべて見たことになりました。あとは75かな。
飛驒小坂駅で交換だったらしく、少ししてやってきました。
9884D 臨時 さよならキハ85系号 名古屋 行 キハ85系10両
踏切の手前くらいで警笛を一吹して、加速しながら通過していきました。非常に凛々しかったです。最後のしめは圧巻の10両です。踏切の竿のあたりが被るかな、と思っていましたが、意外にも被らなかったです👍HCになってから、車両運用が大きく変わり、高山線上りの10両編成は見られなくなりました。当面の間、上りで10両が走ることはないでしょう。
小坂まで来たら、高速の方へ戻っても所要はあまり変わらないと感じたので、小牧まで下道を走りました。
願わくば、仕業線に入換をするところを見られるかな、と思い、向野橋へ寄ってみることにしました。
残念ながら東10番線に留置という形になりましたが、名古屋乗務区のみなさんがキロ85の前で記念撮影をされている微笑ましい姿を見られました。現業の方々にとっても忘れられない2日間になったのではないでしょうか。おまけに、トレインマークがひだに変更されていました😅
これにて、キハ85系最後の営業列車が無事運行終了しました。キハ85系の1両単位で動かせるところを生かし、定期列車では見られない、10両中8両先頭車で、貫通型は変態連結をさせるという、今まであったようでなかった編成で運転させ、最後まで楽しませてくれました。本当にこれが最後なのか、未だに実感できていませんが、思い残すことはないと思います。
今日はキハ85系最後の営業列車を見てまいりました。まだあのエンジンの音や警笛の音、そして、車内チャイムが身近に聞けるのではないのか、と内心思っているのですが、本日の運行でJR東海では最後です。いつも向野橋に来れば見られたキハ85系の入換も次第に本数が少なくなりました。短キヤの送り込み回送があるかどうか、それだけのために来ていた向野橋でしたが、次第に85系気動車の魅力にひかれ、仕舞いには休みがとれれば見に行ったり、または、乗ってみたりしていました。とても素敵で、身近な特急型車両でした。いままで当たり前のように見られた光景が徐々になくなっていくことが寂しく感じました。丹鉄で第二の活躍を始める車両があり、完全にはいなくなるわけではありませんが、身近な存在ではなくなってしまうのは変わりありません。ただ、キハ85系という車両がいたことは私から忘れることはないでしょう。私の人生を豊かにしてくれた車両のひとつでしたから。ありがとうキハ85系。さようならキハ85系。伝説の気動車として語り続けられることを願いたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます😊