こんばんは🌃あかでこと申します。

昨日は定期観察後に特急南紀号に乗ってきました。ひだ号は何度か乗ったことがあったのですが、南紀号は今回が初めて。伊勢方面へ列車で行くこともありましたが、大体乗り換えなしで行けるみえ号で行くことが多かったので、1区間でも乗ることはなかったと思います。今回は南紀・熊野古道フリーきっぷを使い、紀伊勝浦まで行ってまいりました。

それでは振り返りつつ投稿してまいります。

 

 7:50頃名古屋駅着。

金山駅からきっぷを使用し、金山から名古屋までは中央西線できました。乗車編成はC2編成。列車旅では必ずとまではいいませんが、315系に乗車する機会が多いような気がします。

早く起きたため、この時点で眠気を感じていましたが、不測の事態にならず名古屋駅に到着。まだ入線する前だったので入線する姿を見届けました。

  3001D 特急南紀1号 紀伊勝浦 行 キハ85系3両

紀伊勝浦方に1両増結した3両で運転でした。指定席はほぼ満席。もう1両増結してもいいのでは、と思いました。

乗車したのは2号車。キハ85-1117にお世話になりました。

 

 

名古屋駅13番ホームで短キヤの送り込み回送を狙っていましたが、313系の入換にブロックされて撮影できず😇

時間がないので列車に乗り込みました。

みんなが大好きな先頭車が連結した時の貫通路。ヘッドマークも間近で撮れます👍

 

列車は定刻通り、名古屋を出発。今まで快速みえ号や普通列車でしか乗ったことがない区間を特急南紀号で通過するのは新鮮でした。途中、四日市で信号に引っ掛かり、4分遅延。しかし、鈴鹿、津、松坂、多気を停車するにつれて回復していき、三瀬谷に停車するころには遅れがほぼなくなりました。

南紀2号は伊勢鉄道線内で離合、南紀4号は次の紀伊長島駅で離合するようです。

紀伊長島駅では6分ほど停車するとのことで、1番線に移動してパシャリ。つい1週間前に来たんですがね😅

 

駅員さんに了承を得て、改札外にしかない自動販売機で飲料を購入。名古屋駅で買うつもりでしたが、その時間はあったはずなのに購入せず😅購入したら南紀4号が間もなく到着という放送がありました。

  3004D 特急南紀4号 名古屋 行 キハ85系2両

こちらは2両での運転です。帰りの列車で乗る予定の編成でもあります。久しぶりに2両の南紀号を見た気がします。

 

陸橋で撮っている時間はないので、こんな形で並んだ姿を。対向列車が到着するとすぐに進路が開通するので、すぐに乗り込みました。

 

列車は尾鷲、熊野市、新宮に停車し、紀伊勝浦に到着したのは12時前でした。クルマで訪れた場所も多く、どこから撮ってたんだろう、と思いながら、また、曇り空でしたが、美しい景色を堪能しながら列車旅を続けていました。

 

紀伊勝浦に到着。南紀号のヘッドマークと駅名標をいれてみました。クルマでも来たことがある場所ですが、列車で来ると新鮮味があります。

 

駅ではこんな感じで記念撮影。1番線はほぼほぼ南紀号専用のホームになっていますね。

 

南紀・熊野古道フリーきっぷの特典に、熊野御坊南海バスのフリー乗車券と引き換えができるものがあります。

それと引き換えてせっかくなので、那智山へ行くことにしました。

 

12時25分に出て、バスに揺られること30分ほど。終点の那智山停留所に到着。

車両は日野自動車のHR系でした。そこまで古い車両ではないのですが、なんだか渋く感じました😅多くの人は那智の滝前で降りましたが、終点まで乗る人はあまりいませんでした。

 

せっかくなので、熊野那智大社へ参詣することにしました。

最初に見せつけられる階段。そこまで険しくないのですが…。

歩くこと7分ほどでしょうか。鳥居前に到着。ここでもう息が上がっていました😅お宮さんまであともう少し。

 

あるくこと15分ほどでしょうか。熊野那智大社に到着。何も書かずにお焚き上げする護摩木は特徴的でした。

 

休憩所のようなところから鳥居を見降ろしました。結構高地に建てられた神社ですね。

 

どうやら隣の寺から那智の滝が見られるようなので、そちらへ行くことにしました。

燈篭と那智の滝。ここでもいいですが…。

五重塔と那智の滝を絡めて。那智の滝は落差が大きいので、ここからでも滝の壮大さが十分感じられました。

 

ここから別ルートで下り、那智の滝前バス停からバスで帰り路へ。

バスを待っていると地元の観光バスが来ていました。こんなところで名阪近鉄バスを見るなんて奇遇ですね。

紀伊勝浦駅までいかず、那智駅バス停で降りました。ここで温泉と道の駅があるようなので、寄ってみることに。

 

まだ温泉がやっていなかったので、時間つぶしと腹ごしらえをするために、売店でいろいろと購入。もちろん?お土産には「那智黒」。

カップ麺を食べている間に回3003Dが通過。ジョイント音がするけど、なんだろうと思っていましたが、よくよく考えれば南紀3号は名古屋駅には折り返さずに新宮で一泊するのでした😅ここまで来ることはあまりないので盲点でした。

 

お風呂の営業時間までまだ余裕があるようなので、紀勢線の普通列車をお見送り。

  2334M 普通 串本 行 227系SS11編成

きのくに線ではサイクルトレインを運行しているようで、種別表示には自転車のアイコンが描かれています。JR西日本のこのようなユニークな表示は個人的に好きです。岡山地区で活躍するうららにも何かアイコンが表示される列車が出れば、さらに個人的な注目度が上がりそうです😅

 

道の駅に戻って、少し経つと営業開始されました。

 

 

 

ほぼほぼ一番風呂で、参詣で掻いた汗を流してきました。出先の風呂は最高!

 

大体30分ほど入浴してでてきました。紀勢本線の列車で紀伊勝浦駅まで戻るのもいいな、と思いましたが、またさらに時間が空いているので、バスで紀伊勝浦駅まで戻りました。

 

…紀伊勝浦駅に戻ってきてもすることがなく…。

駅前の足湯は稼働していなかったので、港の方まで少し歩いて、そこの足湯につかることしました。

那智勝浦では足湯が何件かあり、利用時間内ならつかることができます。ここの温泉は源泉温度が38度台のようで、加温もせずにそのままかけ流しているようです。

 

だいたい20分ほど浸かっていたのでしょうか。そろそろ帰りの支度をすることにしました。足湯から出て、近くにあるローソンで軽食を購入。すると、駅の方へ行けば乗車予定の列車が入線する姿を見られそうなので、駅の方へ戻っていきました。

  3005D 特急南紀5号 紀伊勝浦 行 キハ85系2両

乗車予定の編成が折り返す前の南紀5号としてやってきました。4号の折り返しですが、貫通側が鹿クッション付き車両で驚き。1105号車以外にも残っている車両がいるのですね。

 

駅でも待ち構える人がいました。最短編成ですが、ほかの長さになるとどんな感じで撮れるのか、少し気になります。

 

駅に戻り、改札内に入りました。

鹿クッション車両の生き残り、キハ85-1109号車に当たりました。別に内装は同じなのですが、初めて鹿クッション付き車両に乗車しました。

 

紀伊勝浦から名古屋まで4時間弱の帰り道。キハ85系のエンジンは、音が大きく迫力があるのですが、なぜかうとうとと眠くなるほどの耳にやさしい音です。風景を見返すために三瀬谷までスマホでビデオを撮っていたのですが、心地が良くて何度もうとうとと…。紀伊長島駅に着く前なんか、水平に持っていたはずが傾いていました😅さすがに落とすことはなかったのですが…。

途中、河原田駅で対向列車を待ち合わせた関係で最大3分遅れましたが、別駅での行き違いの時刻を使って遅れ1分まで回復しました。名古屋駅には13番線に到着。到着後はすぐに折り返して、名古屋車両区に入区とのことで、乗車車両をちゃちゃっと撮っていくことにしました。

 

名古屋から金山までは中央西線の列車に乗車しますが、今回はK18編成でした。211系4両編成も2編成単位で廃車がはじまっており、中央西線の315系統一化が刻一刻と迫ってきています。気付けば過去の話…、となっているのでしょうか。

 

今回は南紀・熊野古道フリーきっぷを使用して、南紀号に乗って紀伊勝浦まで行ってまいりました。心地よいエンジン音を聴きながら向かう特急南紀号の旅は楽しいひと時でした。また、旅行先の紀伊勝浦では、熊野那智大社に参詣したり、那智の滝を見たり、温泉に浸かったり、なかなか見に行けられないところや、久しくいっていないところにも行け、いい日帰り旅だったな、と思います。さて、キハ85系を乗れるのも撮れるのもおそらくあとわずか。高山行のフィナーレ列車以降はキハ85系が営業運転されるかどうかもわかりません。引退してしまうのは惜しいことですが、思い残すことのないようにキハ85系のフィナーレを迎えたいです。