こんばんは🌃あかでこと申します。

先日、JR東海ツアーズからチケットなども含まれた旅行のご案内が届きました。定期観察で頻繁に見ている車両の活躍場が少なくなることは寂しいものですが、大迫力のエンジン音を4時間近く堪能できればな、と思います。さて、今回がおそらくダイヤ改正前最後の沿線撮影だと思います。本当は16日木曜日にも見に行くつもりでしたが、なんだか怪しくなってきました。なので、今回が最後のつもりで高山線沿線へ出かけてまいりました。

 

 朝6時すぎ発。

日曜日は所用がないので気兼ねなく朝早くに出かけられます。そもそも、最近は所用に関しても融通が利くようになったため、所用を無視して出かけられるようになりました。クルマを走らせて2時間ほどでしょうか。上麻生のあたりまで来て、どうやらひだ2号と離合しそうです。

 

  22D 特急ひだ2号 名古屋 行 HC85系D7編成

私はあまり存じ上げておりませんが、鈴川絢子さんという方がデザインしたヘッドマークが張り付けられているそうです。こんな遠目のところでもすごい存在感ですね。

 

それからどんどんと北上。途中、ひだ4号と離合する機会がありましたが、オーソドックスな4両なので無視。禅昌寺駅までやってきました。

  21D 特急ひだ1号 高山 行 HC85系D203&D5編成

ひだ1号が8両で運転されるとき、D0編成が重連されていましたが、今月からはD200編成が使用されています。まさかD203編成が今日見られるとは思ってもおらず、少々ビックリしました。おそらく、D100編成4本は車両区で寝ているんでしょうね😅そうやって、検査周期を伸ばしているのかもしれません。

 

禅昌寺駅を出ると、41号とは対岸にある県道を走って、飛驒小坂までやってきました。ここでひだ6号を撮影できそうです。

  1026D 特急ひだ6号 名古屋 行 キハ85系8両

富山で何度か見てきた当列車ですが、高山からは4両以上連結して名古屋に向かってきます。8両編成が奏でるジョイント音はすごく迫力がありました。また、偶然にも晴れてくれて、ここではキハ85系の上り列車を撮影したことがなかったので、最後の最後で撮影できてよかったと思います。

 

小坂周辺をでたあとは、飛驒一之宮へ。到着して少しして、ひだ3号がやってきました。

  1023D 特急ひだ3号 富山 行 HC85系D202&D4編成

車両不具合があったD202編成ですが、そんなに大きな問題ではなかったのか、富山行きひだに度々投入されているようです。D100編成の重連は暫定的なものだったのでしょうか。

 

それからおよそ30分後。全車両が試作車両のひだ号がやってきました。

  臨9085D 特急ありがとうキハ85ひだ号 高山 行 キハ85系4両

愛称表示はひだのままで運行されました。往路は一般販売で指定席券が売られました。名古屋から高山まで途中駅では客扱いしない、というところが特徴的な列車だと思います。仕事柄、先月は土日に休みをとれなかったので、指定席券の取得ができないだろう、ということで、ツアーの方に応募した次第です。

 

ひだ8号と当駅で交換するため、移動して撮影する余裕もありました。こんな角度から撮ったことがなく、幌ホルダーの存在感を感じられました。

 

それから30分以上経ってから、ひだ5・25号がやってきました。

  25D 特急ひだ5・25号 飛驒古川 行 キハ85系10両

25Dといれば長編成ひだ号。増結される際は、大阪編成に1両のみか、編成全体で3両連結されるのかのどちらかがオーソドックス。大阪編成、古川編成に1両ずつ連結されることは珍しかったですね。前から2番目の9号車は自由席なのか、キハ84-300が連結されていますね。この前はキハ84-0だったのに。

 

ここで多くの同業者さんが撤退。私は一人、西の方へ歩いていきました。25Dが通過してから十数分後…。

  30D 特急ひだ10号 名古屋 行 HC85系D5&D203編成

以前、キハ85系を撮ったこの地でHCを初めて撮りました。静かに20パーミルの勾配を上る姿はなんだか気品に感じます。ひだ12号で運用されるようになった時にも撮りに来てみたいです。

 

このまま高山に留まっていると帰る時間が遅くなりそうなので、来た道を戻っていきました。

 

しばらく走って下呂に到着。クルマを市営駐車場にとめてきました。どうやら4月から有料になるそうです。ただでさえあまり止める機会がないのに一層止める機会がなくなりそうです。それはそれとして、歩いて少ヶ野信号場の手前あたりまで来てみました。

  32D 特急ひだ12号 名古屋 行 キハ85系10両

誰も好まなそうなところで10両ひだを撮ってみました。7両編成なら中継信号機に被らなさそうですが、10両ですと中継信号機に被り、最後尾もカーブの途中…。なげぇ😅のどかなところを約230mも連なった列車がいくという、意外性がありますね。

 

12号は少ヶ野信号場で11号と交換。11号がしばらくしてやってきました。

  1031D 特急ひだ11号 富山 行 キハ85系8両

なんと、ここ、下り列車午後順光の場所でした。何で今まで気付かなかったのでしょう。引退間際に撮影地を見つけてしまうなんて思いもしませんでした。晴れた日に本当にもう一度最後にここに来たい…。

 

しばらくして、12号の後続、団体列車・ありがとうキハ85系ひだ号がやってきました。禅昌寺駅か飛驒萩原駅でひだ11号と交換したようです。

  臨9084D 団体 ありがとうキハ85系ひだ号 名古屋 行 キハ85系4両

下呂駅を飛び出して、フル加速するキハ85系を。少し黒煙があがっているのがキハ85系らしさがあります♪高山線高山以南を4両で走るキハ85系なんて、あの雪の日以来ですね。

 

後追いも。貫通型って、角度によって本当に見え方がかわりますね。

 

ここからひたすら名古屋の方へ走っていきました。燃料は行って帰ってこられるかどうか、という具合で自宅を出発しましたが、途中で補給することなく市内までやってこれました。先ほどの団体列車、かなりのんびりと運転されるので、熱田駅に到着する様子も見られそうです。

名古屋から熱田へ回送される際、愛称表示は必ず回送に変えられますが、この列車はひだ幕のままやってきました。

 

普段なら名鉄線側の留置線に入るところを荷物ホームのある線路に入線。これもなかなか見られません。期間限定の熱田ひだですね。ただし客扱いはありません😅

 

せっかくなんで、熱田駅へ移動し、入場券を買って撮影させてもらうことにしました。

ホームに入るとすでに乗務員さんの移動も終わっており、方向転換の準備ができていました。

 

角度を変えて。やっぱり角度を変えると幌アダプタの存在感が大きくなりますね。

 

非貫通側が先頭になった姿を。地元駅のこのホームに停車している姿をみるなんて、なんだか新鮮です。来週これに乗ると考えると、少しワクワクしてきます。

 

こんなスナップも撮ってみました。中央新幹線の工事が始まってから、上りひだ号に使用された車両が一度熱田駅に回送されるようになったようですが、もっと撮っていればな、と少し悔いがあります。

 

珍しい、1号車指定席。誤乗車を防ぐため、団体列車には団体と表示させることが多いと思いますが、引退サービスのためか、特急ひだ 名古屋となっていますね。初日に乗られた方がSNS等で投稿されていますが、記念品もかなりいただけたとか、これは期待が高まります。

 

折り返しはお見送りせず、このカットで今回はさようなら。もう一度くらい、当列車をこの駅で撮りたいのですが、残念ながら今日限り。できることは来週に逆側から撮ることぐらいでしょう。

 

駅から出て、クルマを給油しにいきました。燃料メーターも点滅することなく、スタンドへ寄って満タン給油し、先日の富山まで走った時の汚れを落とすために洗車をしました。そこまで遠い距離を移動したわけではありませんが、同じところに長時間立っていたり、久々にそこそこの距離を歩いたため、結構疲れました。職場でよく歩いているはずなのですがね…。

 

 今回は引退が近いキハ85系とこれで最後の沿線撮影だと思って出かけましたが、そこまで思い通りには撮影できず…。それでも、キハ85系ばかりを追いかけた1日となりました。また、初めて走っている姿をみたD203編成や大きなヘッドマークをつけたD7編成、最大両数で走る25Dと32D、そして、ありがとうキハ85系ひだ号を3度も4度も見られました。いつもの定期観察のついで程度に撮っていたものが最後にこんなにどっぷりハマってしまうとは、恥ずかしながら驚いています。定期ひだ引退までもう2週間を切りました。定期観察でも思い残すことのないように撮影を継続できればな、と思います。

最後までお読みいただきありがとうございます😊