こんばんは🌆臨港線と申します。
今回から初めてのテーマ「無駄方便」を始めます。私個人が今思っていることなどを書いて、将来、この記事を見返して、そんなことあったな、と思いに耽ったり、こんな話をしても何も意味ないかもしれないけど、いずれ役に立つときが来るかもしれないと思った話題などを書いていく予定です。
一個人の考察や意見なので、そういう考え方もあるんだ、程度で読んでいただけると書く方も気が楽です。
今回のテーマは「現在と今後の機関車の動向」です。JR貨物ではコンテナ車の運用効率化を目指し、大量に保有していたコキ50000形式を一挙に置き換えていましたが、2017年くらいにコキ50000形式の運用が終え、貨車の製造はほぼひと段落したようです。
それに対して、機関車は製造から40年以上経っており、更新工事を繰り返してきましたが、それでも老朽化が目立つようになったようで、私の地元・愛知機関区では、北海道地区で余剰になったDF200形100番台を東海地区用に製造元である川崎重工で改造して十数両規模でいたDD51形を一挙に置き換えました。また、本線の小運転と入換を担ってきたDE10形は、愛知機関区に集中配備されたDD200形に置き換えられつつあり、現在も活躍している車両は検査切れを以って退役することが考えられます。
岡山機関区では、DD200形を運転できる運転士が不足しているのかDE10で運転を使用していますが、車両不足により、運用の余裕がある愛知機関区よりDE10形を借りて本線貨物の運転を行なっています。2021年10月15日現在、稲沢機関区時代からの生え抜き、1727号機が貸し出され、岡山貨物ターミナルの入換等に従事しています。
花形の東海道・山陽線の貨物列車では、EF200形がメンテナンス困難になりつつあったため、早々に引退。「貨物の顔」であったEF66形の0番代は高速貨物で酷使されたからか27号機を残して2018年までに引退。100番代の前期型もすでに引退しています。
一方、比較的長距離&高速で走らないEF65形PF型は物持ちがいいのか、かなり多く残っており、現在も全般検査が続けられ、引退は当分先のようです。
九州地区の機関車についてはこんな発表がありました。3月にEF510形を増備すると発表していましたが、具体的な塗装案が出ました。509号機などの銀色塗装ですが腰部に赤いラインが入ったものです。500番台と違い、エコパワーレッドサンダーのロゴも入るそうです。この増備によって、EF81形とED76形の置き換えが進むようです。JR化後に製造されたEF81形450番台などの処遇は不明です。
あまり表に書かれていませんが、EF66形の積極的な置き換えも進んでいくと思われます。出力はEF210形と同等の性能を誇りますが、長年高速貨物を主軸に長距離&1000t以上という重量の貨物を牽引してきました。その結果、疲労が蓄積し、故障等を起こしているようです。EF64形やEF65形に比べれば酷使されてきたので引退も早いのでしょう。今年で製造から48年になるEF66 27は先日の5085レを牽引してから現在は吹田機関車で休息をとっています。全検の準備なのか、永眠への準備なのかそれともただの休暇だったのか注目どころです。
貨車の大量製造が済んだので、新型機関車を投入してメンテナンスを共通化しようという動きでしょうか。工場の省力化が進み、検査期間の短縮化につながると思われますが、機関車のバリエーションが減って、面白みがなくなってしまっては残念だなと思います。
10年後の貨物列車はどのような姿になっているでしょうか。
なんだかライトに読めない長い記事になってしまいましたが、次回からもっとサラッと読める記事を書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます😊