雨音 | ponpoco Life

雨音

雨の音がする。



いや?これは雪かな・・・



何だか、実家に帰って来てからひとり考える時間が増えた。


どうしてかな?


淋しいのかな・・・


甘えたいのかな・・・


逢いたい



逢いたいと思った。
こっちじゃなく
あっちの彼氏に。
今頃、何してるのかな?



なんて、ひとり彼を想い切なくなる。
雨の音を聞きながら・・・



そうだ!洗い物しなきゃ
やる事は沢山あった。


今日は朝一から親友を連れ病院へ行く。
彼女が一日も早く笑ってくれる日を心から祈る。
また、昔のような笑顔が見たい・・・


皆それぞれに苦しみ抱え生きているんだな。


街を歩いている時や地下鉄で移動している時、私はよくこんな事思う。

あ~ みんな生きている。
あの人も

この人も・・・



みんな、みんな生きている。



笑ってる・・・



きっとあの子は
これからデートかな?



あのおじ様は
会社帰りでこれから飲みにでも行くのかな?



あのお兄さんは・・・
何だか表情が暗いな。
どんよりしたオーラに包まれた少し可哀相な人。



可哀相?
勝手に決めつけるのは良くないよな・・・



反省、反省・・・・




そんな事を考えながら私は街行く人々を眺めている。


いわゆる、人間観察というものだ。





人は当たり前だけど、ちゃんと息を吸い生きているんだ。
生かされているんだな。


私も生かされ命がちゃんと存在している。


彼女の命もちゃんと存在しているんだ。


愛おしい・・・


彼女は私の一番大切な友人だ。
その彼女は今とても苦しんでいる。
笑顔無くした彼女の心を救ってあげられるのは、私ではないのかもしれない。
だけど・・・
彼女が望むのならば私は手をかしてあげるよ。
彼女が望むのならば私が隣に居てあげるよ。
ゆっくりでいいよ
焦らなくてもいいよ。
いつかまた・・・
貴女の可愛い笑顔を見せてね(^-^)


雨音はいつの間にか消え、静かな朝を迎えようとしていた。