監督 バルナバーシュ・トート
ハンガリー映画「この世界に残されて」の本編映像の一部が披露された。ホロコーストを生き延びた16歳の少女と42歳の医者に、擬似父娘のような愛情が芽生える瞬間をとらえている。
ナチス・ドイツにより約56万人ものユダヤ人が虐殺されたと言われるハンガリーを舞台に、ホロコーストで心に深い傷を負った孤独な男女が年齢差を超えて痛みを分かち合い、互いに寄り添いながら希望を見いだしていく姿を描く。
終戦後の1948年、ホロコーストによって家族を失った16歳のクララは、ある日寡黙な医師アルドに出会う。彼もまた、ユダヤ人収容所から生還した一人だった。クララは父を慕うようにアルドを頼り、アルドはクララの新たな保護者となることで人生を取り戻す。だが、ソ連の弾圧により世の中が不穏な空気に包まれると、世間は2人に対しスキャンダラスな誤解を抱き、彼らの運命は再び時代に翻弄されていく。
披露された映像は、アルドのアパートの一室でのシーン。質素なアパートで一人暮らしをするアルドの家に上がり込んだクララは、アルドに自分と同じような心の欠落を感じとる。その後、反抗的な態度を厳しくたしなめたアルドの姿に、今は亡き父親のおもかげを見出したクララは、思わず抱きついてしまう。
クララは同世代の男子と付き合うようにいなり、
恋人はアメリカへの亡命を夢見る
時代は戦後のブタペスト選挙を繰り消して共産党の独裁の時代へ
そして良き生活を望むとは共産党員へなること、それはスパイへの道です。
家族親戚友人すべて周りにスパイに影が
党に目をつけられた者たちが次々と連行されるなど緊張が増していく
時代はスターリン死後の混乱期を物語に変化が・・・・・・・。
癒えることのない心の傷を抱えた者たちが年齢差を超え、痛みを分かち合いながら寄り添う。彼らが再び人生と向き合う姿を、節度をもって叙情的に描く名作が誕生した。







