監督・脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ
1949年、冷戦に揺れるポーランド。ピアニストのヴィクトルは、歌手を夢見るズーラと恋におちる。だが、西側の音楽を愛するヴィクトルは政府に監視されるようになり、パリに亡命する。歌手になったズーラは公演先で再会したヴィクトルと共に暮らすようになるが、ある日突然、ポーランドへ帰ってしまう。あとを追うヴィクトルに思いもかけぬ運命が──二人は一緒にいられるのか?ポーランド、ベルリン、ユーゴスラビア、パリを舞台に、別れと再会を繰り返して15年。過酷だがドラマティックでもあった時代に流されながらも、"あの歌"で結ばれ、互いへの燃え上がる愛だけは貫こうとする二人。民族音楽、民族ダンス、さらにジャズにのせて、心と五感を刺激する音楽と映像美で綴るラブストーリー。
「冷戦」の中で私にとって最も力強く印象に残ったのは、共産主義の芸術家たちが自分たちの芸術のためにどのように苦しんだかについての、その描写、潜行的で容赦のないことです。
パリでレコードの製作までいった二人だったが東欧の壁を越えてきた移民芸術家を売り出そうとするパリの音楽界の大物たちからの扱いやパリの音楽シーンに耐えられないスラブ的なズーラは故郷のポーランドへ再びも出ることで、彼女を追うヴィクトル・・・・・。


ズーラ発掘するまで、ポーランドの全土をめぐり、地方の民謡やスラブ的な音楽を集めて行くのがハンガリーの音楽家コダーイは民俗音楽学収集を意識しているみたいです。1950代のポーランドもいろいろな音楽があって面白い。
ヴィクトルは西欧の音楽の影響をうけ、すばらしいジャズピアノを弾く。
ズーラがパリの酒場でロックンロールを踊るのもとてもすばらしい。
現在でもワルシャワやベオグラードでもジャズやタンゴのカフェが人気であり。
