EU Film Days 2017 のベスト1の映画 『検事、弁護人、父親、そして息子』観て | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

 ...........   旅と映画とB級グルメ とちょっと本 を紹介しています
 ...........    旅の 思い出と 東欧 トルコの映画 の紹介と本の紹介


監督: イグリカ・トリフォノヴァ
オランダ・ハーグにある旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷。ボスニア紛争の司令官だった男の戦争犯罪を問う裁判で2人の法律家が相対峙する。弁護人ミハイルは、これまで被告人に対する告発をすべて退けてきた。一方、被告人の有罪を確信した検事のカトリーヌはある若者を証人として召喚する。兵士として被告人の指揮下にあったという若者の証言に疑問を抱いたミハイルは、ボスニアに若者の家族を探しに行く。実話に基づくヒューマンドラマ
1992年5月9日 グロゴヴァ村虐殺 総勢64人のボスニア(ムスリム人イスラム教徒)の民間人が殺害された事件。セルビア人セルビア民主党の指揮官Miroslav Deronjić グロゴヴァ村 に対する攻撃を命じた。
Miroslav Deronjić を告白するために検事のカトリーヌはある若者(109)を証人として召喚する事件の要点には、ラグランジュが立ち上がる最後の証人がいる。  Witness K109(Ovanes Torosian)は、彼がクルシュティッチの部隊の一員であったことを証言する準備ができており、彼が民間人を虐殺し、女性を強姦することを目撃した若者です。 それは間違いの証拠だ。 しかしMiroslav Deronjić は証人を知らないと誓っている。 フィンは顧客を信じてK109に近づきます。
彼は捜査官のサービスを確保し、K109の主張に反して、彼は孤児ではないことを発見する。 物語のこの部分が不調であれば、残りは疑問にぶつかる。 彼は、若い男の悲しみの両親を、彼らが暮らしている農場に追いやり、息子を再び見ることを望んでいないことをすべて諦めている。
フィンはK109の父親(IzudinBajrović)を尊敬するように成長しています。フィンランド人は法律上の専門知識を持っていても答えが得られないという深遠な疑問を尋ねることができます。 この相互の尊重は、父と息子の再会の結果をもたらします - Finnがどちらの当事者にも明らかにならない - すべてを負担することはより困難です。
109は実は裁判で偽証をすることになったのか?
情報の戦争といわれた旧ユーゴスラビア戦争と同じことが裁判でも行われていたのか?
グロゴヴァ村へ109の父親を訪ねると、イスラム教徒 の母親とクリスチャン父親でした。
裁判で証言することになった109の父親はサッカーファンでオランダでクライフのプレーしたスタジアムを訪ねます。
実話に基づくヒューマンドラマ。『ドリナの橋』ユーゴスラビアのノーベル賞作家イヴォ・アンドリッチの代表作。作家自ら幼少期を過ごしたドリナ川に面するヴィシェグラードを舞台にした歴史小説オスマントルコ帝国に支配され、時代の移り変わりともに支配者が変わり戦争が繰り返される地域の多民族でイスラム教徒とキリスト教徒の民衆暮らす立派な橋のある街の小説。がこの映画のなかでも出てきます。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争終結後、ボスニア・ヘルツェゴビナは二つの構成体に分割されヴィシェグラードはスルプスカ共和国に属する自治体となった。紛争以前は町の人口の60%を占めたボシュニャク人は今日では帰還した少数のみで、セルビア人が多数を占める町となっている。
ボスニア・ヘルツェゴビナでは、このテーマで映画を製作するのはできないので、イグリカ・トリフォノヴァがブルガリアの映画として製作したことは大変意味のあることですね。これからも注目すべき監督です。
西欧の人々は人との関係が希薄で東欧の人々みたいな繋がりがないのは寂しくないのかい?なんて話もでてきますよ。