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「画文集『バウルの歌』 秋野不矩 持って インドを旅する ㊴「バウルを探して」川内有緒著読んで 

バウルて何?と考えた

  

パリの国際機関で働いていた著者はある日、バングラデシュの職員から「バウル」という謎の民の話を耳にする。彼らの歌は数百年にわたって口頭伝承され無形文化遺産にも登録されていながら、居場所さえわからない。その歌詞にはバウルの哲学が暗号のように埋め込まれているという。バウルの歌を求めてバングラデシュの深部に旅した12日間の記録。

 当時、バングラデシュはガイドブックもほとんどなく、手がかりはゼロ。当たって砕けろと、現地で偶然出会ったミュージシャンやバウルの歌を愛する人々、バウルから尊崇を受ける「グル」たちに歌の意味するものは何か、バウルとは何か、次々に疑問をぶつけていく。

 バウルの哲学を探す著者の目はヤジ馬的であきれるほど哲学的でないが、実に素直に現実をとらえる。グルが人々におごそかに与えるシッディ(大麻)の入れ物がポテトチップの缶なのにあぜんとし、俺が俺がとみなが歌い続けるバウルの祭りは、NHKののど自慢みたいだと書く。深遠なるものと俗な人間臭さが生活の中に違和感なくとけあう民の不思議を、鮮やかに切り取っている。週刊朝日書評より

 

伝説的なバウルのラロン・フォルキン

生涯流浪の旅を続けた世捨て人。誕生は18世紀の終わり、旅をしながら歌を作り、道端の木の下で披露した。彼の人気とカリマスは絶大で、満月の夜には何百人の聴衆があつまったらしい。ところが、すべて即興で作られたので、譜面がなく、歌の多くが歴史の泡ときえた。その一方で彼にはたくさんの弟子がいて、ラロンの曲を脈々と歌い継ぎ、口頭で現在までつたえていた。おかげで、今では数百のラロンのうたが再発見されている。要するに、そのラロン・ソングを歌い継ぐ人々が“バウル”だというのだ。

 

バウルとは 自分を知ること。ひたすら自分を見つめることに集中すること。愛すること。

 

ラロンの聖地の近くにノーベル賞受賞した詩人のタゴールも住んでいたようで。ラロンのタゴールも会ったかも知れない。この本には書かれている。

 

秋野不矩さんも「バウルの歌」のなかでタゴールが作ったShantiniketanの大学の近くでバウルを聴く生活を送っていたようです。 足にある鈴でリズムを刻む。

詩人タゴールも幼年の頃からバウルの歌には親しんでいた筈である。タゴールの詩に共通したものが感じられように思った。秋野さんは言っています。

おじさんは、簡単にバウルに会うことができたのは、Baul in Shantiniketan地図とでていたからです。

秋野不矩さんが教鞭をとった大学の彫刻の教授ビスカ先生のお茶に招かれた日であった。教授の裏庭の草原に面した眺望のいいテラスの一隅にうずくまっていたのが彼であった。彼もお茶を饗応されていた。きけば教授は週一回このバウルから歌を習っている由で、今日がその日にあたっていた。粗末な洗いざらしのバウルの姿と、ノリのきいた真っ白なベンガリ服の教授と、師弟の姿はまことに対照的であった。歌はベンガリ語であるからその意味は私には解らない。バウルが唄うのを教授が唄う。もちろん彼の声の方が巣等上であったが、教授が彼を師として精いっぱい腹のそこから声を張り上げて唄う姿に感動しバウルが辞し去ってから、教授は彼のことについて語った。最近のバウルも貧しく卑しくなったが、このダスだけは誇り高く、歌もうまいし、自分は尊敬しているのだ、と。そしてベンガリ語の歌の意味も話してくれた。教授の説明もまたベンガリ語であったが、その時たまたま同席していた日本人の友人(彼はベンガリ語を習得にシャンチニケータンに来ていた)からのまた聞きで、私は何とか了解することが出来た。話がでてきます。

当時からバウルはいろいろなバウルがいたらしいことが出てきますね。
Shantiniketan特急列車の中でもバウルの歌を聴けます。
  
  
  
 

 

Shantiniketanではバウルの祭りも毎年おこなわれています。Baulsはソウルフルな音楽を注ぐため、古代の音楽の伝統を伝播、土地を旅ベンガルから神秘的な吟遊詩人のグループです。  Baulsは主にVaishnavaヒンズー教徒やスーフィーイスラム教徒であるが、バウルの哲学の非常に教義は、宗教を超越普遍的な愛です。祭りの紹介記事より