2012年夏 青春18きっぷの旅 ①と② 茨城のり子と栗原康子 第一部 | ・・・   旅と映画とB級グルメ と ちょっと本 のブログ

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パート1
2012年夏 青春18きっぷの旅 ①と② 茨城のり子と栗原康子(文章量が多いのでパート1とパート2に分かれいます)

青春18きっぷの旅 ①

8月10日 福島の除染作業の仕事はお盆休みの為、現場を16時に早じまいして、作業員はそれぞれの故郷に向いました。

おじさんは、湯元温泉のホテルで夕食と温泉とり湯元駅へ。

常磐線で湯元駅1839→水戸駅着1958 水戸駅発2015発→2229上野駅着 京浜東北線で上野駅→大井町駅

私鉄 大井町駅→旗の台駅

東京の姉の家で泊まる。

オリンピックボクシング準決勝村田諒太の試合をテレビで応援。逆転勝ち「明日勝ったら凄いことになるね。

除染作業地域といわき市内の風景の違いは、田んぼに、緑の稲穂があるか無いかの違いだね。

青春18きっぷの旅 ②

8月11日 東京から近江八幡へ向かいます

私鉄 旗の台駅→大井町駅

浜東北線で大井町駅→品川駅 東海道線品川発719発→熱海着9:02着

東海道線で海がよく見える駅。

根府川駅。今日も早川駅からトンネルを抜けると左手に相模湾の水平線が広がる海の風景が飛び込んできたよ。

ここの駅を読んだ詩があるよね。

 

茨城のり子の「根府川の海」

 

根府川

東海道の小駅

赤いカンナの咲いている駅

 

たっぷり栄養のある

大きな花の向うに

いつもまっさおな海がひろがっていた

 

中尉との恋の話をきかされながら

友と二人ここを通ったことがあった

 

あふれるような青春を

リュックにつめこみ

動員令をポケットに

ゆられていったこともある

 

燃えさかる東京をあとに

ネーブルの花の白かったふるさとへ

たどりつくときも

あなたは在った

 

丈高いカンナの花よ

おだやかな相模の海よ

 

沖に光る波のひとひら

ああそんなかがやきに似た

十代の歳月

風船のように消えた

無知で純粋で徒労だった歳月

うしなわれたたった一つの海賊箱

 

ほっそりと

蒼く

国をだきしめて

眉をあげていた

菜ッパ服時代の小さいあたしを

根府川の海よ

忘れはしないだろう?

 

女の年輪をましながら

ふたたび私は通過する

あれから八年

ひたすらに不敵なこころを育て

 

海よ

 

あなたのように

あらぬ方を眺めながら……。

 

 茨木のり子は、日本が戦争に敗れた日の翌日、学徒動員先の工場から実家があった愛知県に帰る途中この駅を通った。このときの記憶が8年後に発表されたこの 「根府川の海」 だという。根府川駅に咲くカンナはもともとは外来種なのだが植えたものではなくいつの頃からか駅のあたりに自生したそうで、いまも夏には赤い花を咲かせている。

 

 根府川の海、根府川の駅は、茨木のり子にとっては忘れることのできない戦争の時代の記憶と重なっていた。

 

 根府川の駅舎にも戦争の記憶が刻まれていた。近くに高射砲陣地や軍需工場があったためにさかんに機銃掃射を受けて、当時の弾痕がいまも駅舎の橋やホームの屋根に残っているという。 

 

熱海発906発→島田着10:58着 島田1109→浜松着1152着 浜松発1202発→豊橋着1236 豊橋発12.51→大垣着1416

茨城のり子の育った愛知県西尾市は三河湾に面したみかん山あるのどかな町。
続きはパート2を見てね。