トルコ映画「パンドラの箱」Pandora'nın kutusu アンタラヤ国際映画際
監督Yesim Ustaoglu

パンドラの箱タイトルは箱が空いた事により、今までみえなかった悪い事が飛び出してきた。
黒海地方の山奥に一人で暮らす年老いた老女とイスタンブールで暮すその成人した三人の子供たちの物語。老女がアルツハイマーになって行方不明なり、村の警察から長女ネスリンに電話があり、イスタンブールから妹ギュジンと弟のメフメットと故郷へ向います。長女は夫婦の仲が悪く、大学生の息子・ムラットはそんな両親に反撥して家へ寄り付きません。妹のギュジンは独身ですが不倫中です。メフメットは定職もなく、粗末なアパートに住んでいます。3人は口論しながらも村へ着き村人達と捜索すると、母は山中でさ迷って衰弱しているところを発見されます。
長女が仕方なく年老いた母親を引き取りますが、粗相したり、だまって外出して放浪したり、都会の暮らしにはついて行けません。長女は怒って母親を妹に預けます。
次女のギュジンは都会のキャリアウーマンで仕事に忙しく、その上不倫中。とても母親のめんどうは見られません。彼女は母を弟のメフメットに預けてしまいます。その頃、町をほっつき歩いていたムラットは強盗に会い、伯父のメフメットの家へ転がりこんで来て、祖母と初めての対面をします。
孤独者同士の.祖母と孫は気が合い、2人で町を散歩して慰めあったりしています。母が心配になり、預かっている筈の妹・ギュジンを訪ねたネスリンは真相を知り、2人でメフメットを訪ね、そこで母とムラットに会います。ネスリンは息子を家へ連れ戻し、母を養老院へ入れてしまいます。ギュジンの不倫は破局を迎え、ネスリンは夫からの和解の手を拒みます。メフメットは家主から電気を止められてしまいます。
ムラットは養老院で淋しく暮らす祖母を見て、両親には無断で2人故郷の家へ帰ります。しかし、大自然に囲まれた生活でムラットは両親の束縛から逃れた喜びを感じながら祖母の面倒を見ます。しかし、山奥の暮らしは厳しく、やがて祖母の下の世話や放浪癖に次第に苛立ちが募ってきます。或る日、祖母がいなくなり探すと、遥か彼方の山道を一人更に奥深く歩んでゆく姿を見つけて、ムラットはそれを見つめます。
老人や女性にやさしいトルコの人々でも実際の家族問題では個々に抱えており。なかなか難しい問題ですね。
世界共通の老人の問題を取り上げたトルコ映画です。この監督は小津安二郎監督の「東京物語」を見ていると思いました。広島から東京の子供達を訪ねた夫婦が子供達に疎まれ・・子供たちの家を転々とする。
この映画をアンタラヤ国際映画際で見ました。この映画祭の特徴はトルコ映画部門と国際映画際部門があり、ユーラシア大陸部門もあります。アゼルバイジャン。アルメニア。エジプト。など他の国では出品されない国の映画も参加しているのが特徴です。
アンタラヤ映画際上映が終了して、ホテルのあるセントラルまで深夜に歩いて帰っていました。
このとき、ホテルの近くの繁華街で東欧系美女軍談に毎夜であいました。
おじさんが通ると声をかけて来ました。 彼女らはトルコでは珍しい出稼ぎのコールガールでした。貧乏旅行者はこんな時な美女の顔を見つめるだけで通り過ぎるだけです。
アンタラヤの名物はザクロです。地中海の温暖な気候で取れたざくろは甘く、ジュースにしてもらい沢山食べました。
ここはトルコのリゾート地。地中海クルーズの楽しみましたよ。観光船で。




