斧定九郎の足の裏はお餅のようだった件 | 笛吹きの備忘録

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おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!

七月大歌舞伎昼の部『菊宴月白浪江(きくのえんつきのしらなみ)~忠臣蔵後日譚』を観てきました。


⤵️これです。
面白かった~
楽しかった~
ステージナタリーさんから拝借しました。
討ち入りから1年後のお話で、主人公は斧定九郎なんです。
そう、あの山崎街道で強盗をはたらいた後、イノシシを撃った早野勘平の流れ弾で、あっけなく死んでしまった人ですよ。
初代中村仲蔵さんが自分で演出した、黒羽二重に敗れ傘の、あの!斧定九郎が、実は生きていたのです。
それだけでも、歌舞伎って何でもアリだな~って思うでしょ。
さらに、✖️✖️実は●●という歌舞伎の定番が次々と出てくるのです。
そして…、
アクロバティックなチャンバラもあれば、正攻法の殺陣もあり、どっかんどっかん花火が上がり、死体がヒューッと流れていったり、沈んだり、かと思えば幽体離脱で霊が訪ねてきて、そこに死体を呼び寄せたり、などなど、もうついていくのがタイヘン‼️‼️‼️‼️‼️

そして、お待ちかね♪ 宙乗りです。
このお芝居では、宙乗りのワイヤーが西と東に2本張ってありました。
私、三階の、頭上に東側ワイヤーがある席だったのですよ。
どアップで中車さんが見られる!とワクワク待ちました♪♪♪

でもね、その席は、斧定九郎の背中側…つまり大凧しか見えなかったのですよーーー
頭上を過ぎるとき、かろうじて、中車さんの足の裏が見えました。
白塗りしてあったからでしょうか、お餅みたいにふっくら柔らかそうな足の裏でしたよ。