若くして亡くなった武士を偲ぶ高齢者ハイキング | 笛吹きの備忘録

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今日は、久々のハイキングで顔振峠に行きました。


顔振峠って、正しい読み方は「かあぶりとうげ」らしいのですが、ここら辺りに住まいいたす埼玉県民は「こうぶりとうげ」って言ってます。

昔々、源義経が奥州にくだるとき、この峠の美しい景色に何度も振り返ったので「顔を振り峠」になったという伝承があるそうです。


でも、今は義経より平九郎ですよね♪♪



大河ドラマ「青天を衝け」で岡田健史さんが演じた渋沢平九郎です。

平九郎は、尾高惇忠(田辺誠一さん)、千代(橋本愛さん)の弟で、渋沢栄一が渡仏するときに、養子になるんですよね。
そして明治維新のとき、旧幕府の振武軍に入って、飯能戦争で傷を負って、落ちてきたのが顔振峠なんです。
ドラマでは、老夫婦がかくまってあげようとするんだけど、迷惑をかけるからって出て行く場面がありました。

顔振峠にある平九郎茶屋には、平九郎が草履をもとめて、その代価として刀を預けたという逸話が残っているそうです。

平九郎は、そのあと黒山に下りて、官軍に遭遇し、戦いの果て、観念して 自刃します。22歳の若さで、もったいない…。
生きてれば、楽しいこと、いっぱいあるのに、ハイキングとかね♪


来月は、平九郎が自刃した黒山ハイキングを計画してます。