ステイホームで決断できたグレイヘアの効用 | 笛吹きの備忘録

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おばあさんのモノワスレ対策ブログです。
アマチュア楽団でフルートを吹いています。
お芝居が大好き!

感染者数が減ってきましたね。

でも、緊急事態宣言が解除になったとしても、マスク着用やステイホームは続くらしい…。


1年半前、最初の緊急事態宣言のとき、ステイホームは2、3カ月くらいなのかな…と思ってました。

すぐに元の暮らしに戻れると…。


それが、どうやら長くなりそうだと分かったとき、私、白髪染めを止めるチャンスだ!と思い付いたのですよ。


それまでは、ほぼ毎月、高齢者福祉施設でボランティア演奏をしてたので、茶髪で若づくりする必要があったんです。

だって、自分たちとたいして変わらないような、白髪頭のお婆さんがフルート吹いても楽しくはならないでしょう。

演奏を聴いて、心が動く…というか高揚感を抱いてもらうには、音楽の力だけでなく、やっぱり見映えも大事なのですよ。


それがね、感染防止ってことで、施設からのオファーがまったく失くなりました…。

家族の面会もできないのですから、ボランティア演奏なんて、もってのほかですよね!

…で、私、な~んにも、することなくなっちゃったのです。


でね、どうせ、どこにも行かないのだから、中途半端に、頭のテッペンにコースター載せてるみたいな状態でもかまわない! 

半年もすれば、コースターがローマ法王の帽子くらいになって、1年経てばグレイヘア・デビュー! と思い付いたのです。


↓これが、その記録です。

行きつけの美容院で、カットの度に撮ってくれました。

「ほったらかしにしてると、山姥みたいになってしまうわよ」と、美容師さんに言われたので、まめにカットしてもらってたのね。(美容院としては、ヘアカラーをすっぱりやめられちゃったら、収入減ですものね)


完璧グレイヘアになるまでは、たまに鏡の前を横切ったとき「えっ!だれ?このお婆さん!」と自分で自分に驚くこともありましたが、今では、すっかり慣れました。


何より、頭頂部を見ながら、そろそろ染めなくちゃ…のストレスがなくなりましたね。


そしてっ! 電車で、席を譲っていただけるようにもなりましたっ!