コンビニの深夜営業は、夜中でも働ける「奴隷」がいることで成り立つものだと思う。
数年前までのように、景気が悪く失業率が高い時には合理的であったかもしれない。
でもボブ・ディランじゃないけど
「時代は変わる」
「すべてのものは流転する」。
今は、オーナーが奴隷になることで、なんとか深夜営業を続けているコンビニが多いと思う。
それに対して経団連とかは、外国人移民を奴隷として使う法案を、愛国者の仮面をかぶった安倍総理に通過させた。
ラプンツェルじゃないけど レタス農家よりはコンビニの方が、肉体労働が少なく頭脳労働が多く、高い日本語能力が必要なため、コンビニ労働は頭のいい移民しかつくことができない。
ところで、「労働生産性を高めたい」という観点からすると、「コンビニの深夜営業は労働生産性を低下させる」のは自明だと思う。
移民が入ってきたら、労働生産性を高めるのでなく、猫の額ほどの利益を上げることに邁進していくであろう。
「コンビニは社会インフラだ。だから24時間営業が必要だ」とか堂々と言う、元締めがいるが、社会インフラだからほとんど全ての店舗で深夜営業が必要なのか?
夜間は、診療所は開いておらず、救急病院だけ開いている。
電車も深夜営業していない。
その理屈だと、「診療所や電車は社会インフラではない」らしい。
何故、コンビニで深夜営業を続けるのか?
結局、「本社の利益を最大化すること」が第一の目的だ。
コンビニ各社も意味不明な嘘や言い訳をするのではなく、堂々と言えばいいと思う。
「株主利益と私の利益と私の立場と私の嫁の利益を最大化するために深夜営業を続けます」と。
コンビニ本社も、「契約打ち切りにします」と堂々と言い続ければよいのに、と思う。
それにしても、コンビニのフランチャイズビジネスを夫婦でやろうとするような人は、脇が甘いと言われても仕方ないのかもしれない。
人間は機械じゃないのだから、必ず歳をとるし、体力も落ちるし、病気にもなる。
人間も世の中も、いつまでも同じではない。
コンビニのフランチャイズの闇なんて、ネットでは10年以上前から声高に叫ばれ続けてきたことを、果たしてご存知ないのだろうか?
まあ、フランチャイズにしろ起業するような人間は、猪突猛進、前に突き進むことばかり考える傾向の人が高いと思う。
守りに入る人は、そもそも起業しないだろ牛。
起業するのなら、麻原じゃなくて孫子の兵法とか、平家物語とか、最低限の教養が必要だとは思う。歴史の知識を自分の中で血肉化しておくことが必要だと思う。
起業するのなら、平均以上の「情報の読み書き能力」が必要だとは思う。けど。