第二次大戦後の朝鮮戦争の頃より始まった「冷戦」の時代は、1990年前後のソ連崩壊・ベルリンの壁崩壊により終了しました。
その後、現在まで、国家間の壁をなくすという「グローバル化」の時代が続いていました。
この時代には、金融資本が国境を越えて移動し、あるものは金持ちになり、あるものは貧乏になっていきました。自由・平等・友愛のユダヤ人資本家は世界中で大活躍。ゴールドマン・サックスによりBRICSという言葉が作られ発展途上国のいくつかは中進国になりました。日本含め先進国の中間層は没落。「新自由主義」により勝者総取り、1%の勝者と99%の敗者。
冷戦時代には米国の最大の敵はソ連でした。
しかし、グローバル化時代が始まると米国の最大の敵国は日本となり、激しいJapanバッシングが繰り広げられました。
これから、第三幕が始まろうとしています。
まさに革命前夜。
これからは、「ナショナリズム」の時代。自国優先主義の時代。壊れた壁を作り直す時代の幕開けです。
過去25年間の常識の多くが通用しなくなっていくでしょう。
習近平とキッシンジャーの会談中に行われたトランプと台湾総統の電話会談での米台接近は、トランプの思いつきなんかではなく、完全に計算され尽くしたものです。
米国は中国に通貨切り上げをさせるが、中国が応じなければ、まじで中国に高い関税をかけてくるでしょう。
恐らく、第三幕では米国の最大の敵国は中華人民共和国(PRC)になると予想します。
中国包囲網やら、内部崩壊を企ててくる可能性も高いと思っています。チベット・ウイグル・朝鮮等がどのように仕掛けるか見ものです。
また、サウジアラビア・米国が支援していたアイシスは、米国の支援を失い壊滅的打撃を受けるでしょう。梯子を外されたサウジもえらいことになりそうです。米露和解もありシリア内戦も落ち着き、欧州への命懸けの移民の数も減少するでしょう。
EUから本当にフランスが離脱するのか?
イタリアの銀行破綻は?
人工ダイヤは解禁されるのか?
米国FRBは、今月14日に本当に利上げして、世界中を混乱させるのか?