トラック運転手の高齢化はどんどん進んでいます。
トラックや観光バスへの、衝突被害軽減ブレーキの装着は、至急案件だと思います。
トラック協会などの自助努力での改善は無理です。
トラックドライバー、特に中小零細企業や個人事業主では、20歳代・30歳代のドライバーはとても少なく、40代では若造、50代でやっと大人の仲間入り、60代で中堅てな雰囲気です。
健康診断で、多数(2000人以上)の彼らドライバー達を見てきた経験では、
(1) 同年代の他の職業の人と比較し、健康意識は全然高くない。むしろ低い。特に、高齢ドライバーの健康意識はとても低い(一般人の方がずっとまし=プロ意識の欠如)。
(2) 視力が多少悪くても(免許証更新にぎりぎりひっかかるかどうかくらい~アウトな人)、どこ吹く風の人が5~10%くらいは存在する。
(3) 血圧高くてもほったらかしがすごく多い。高血圧(140/90mmHg以上)の人のうちで無治療な人は50%以上は確実にいる。重症高血圧でも、ほったらかし、ケセラセラの人も多数!
血圧 200/120mmHgの人を治療もフォローもなく運転させても良いのか?
マジ、高齢化がどんどん進んで新陳代謝も遅く、これから一気に問題が噴出しそうな予感です。