信用取引の評価損益率は、なぜこんなに悪いのか?


 松井証券のメルマガによると、昨日3/29(木)の時点での、日本株の信用取引の評価損益率ですが、信用買いでは、マイナス0.415%です。
 ちなみに、信用売りでの評価損益率はマイナス20.602%。

 また、日経が出している信用評価損益率(信用取引残高の買残高に対する評価損益の割合)は、アセットアライブの表によると、3/15の時点でマイナス0.86%です。

 信用評価損益率とは、言い換えると、「信用取引をしている日本の個人投資家」の「信用買いのポジションの利益率」です。

 不思議なのですが、この比較的簡単な上昇相場で、なぜここまで信用買いの評価損益率が悪いのでしょうか??????
 どう考えてもプラスになってもよいように思うのですが...。

 昨年11月までの衆議院解散前のボックス相場では、おおむね信用評価損益率がマイナス10%程度でした...。

 信用取引というリスクの高い取引をしているのに、ちゃんとロスカットできてないのか??????

 それにしても、損をしている個人投資家が多いという事実ははっきりしており、たいした知識もテクニックも情報もなく、信用取引を行っている個人投資家がいるのは事実です。
 外資や証券会社に鴨にされて心が痛みますが、せめて、軍人として戦争にいくくらいの心構え(^_^;で信用取引は行うべきだとは思います...。

 それはいいすぎとしても、せめて、新井邦宏氏の書かれている「信用取引 実践バイブル」くらいの内容は知った上で信用取引に臨むべきと考えます。
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