「中国 vs 仏・英・米の代理戦争」
アルジェリアで日揮社員が殺害されるという悲惨な事件がありましたが...
今回のテロは、イスラム聖戦ではない。
普通のイスラム聖戦では、キリスト教系の国民は捕虜となりますが、日本人は逃がされるのが普通です。
この背景は、「資源争奪戦」
先発組のフランスを主とする、英国・米国(ロックフェラー系)・日本などと、後発組の中国の「資源争奪戦」です。
アルジェリアの南にある「マリ」という国では、ウラン・金などの資源の宝庫であるとわかってきています。
マリからの独立を訴えているマリ北部のイスラム武装勢力(中国が支援)と、フランスをバックにした政府軍の内戦がおこっています。
中国が支援するイスラム武装勢力が、アルジェリアの天然ガスプラントで日揮最高顧問とBP(英国の石油メジャー)幹部が会合するという情報を事前に内偵者を通してつかみ、攻撃をしかけたようです。
天然ガスプラントに立てこもったイスラム武装勢力に対し、フランス軍が奪回作戦にでようとしますが、それに対し、一応国内問題なので、アルジェリア軍が「ちょっと、待って!自分たちでやるよ」とのことで、テロリスト達に攻撃を仕掛けました。
何故日本人が殺害されたのか。
キーワードは、「中国のアフリカ資源争奪」です。