坐禅瞑想 | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

「独坐と禅定を捨てることなく、諸々のことがらについて常に理法に従って行い、諸々の生存には患いのあることを確かに知って、犀の角のようにただ一人歩め」

 ー 「ブッダのことば」岩波文庫・22頁 (スッタニパータ #69)

 

 

「いかなるを名づけて調和となすや。いわゆる五法を調うるなり。一には飲食を調節し、二には睡眠を調節し、三には身を調え、四には気息を調え、五には心を調うるなり。」

 ー 「天台小止観」岩波文庫・69頁

 

 

「心を陶冶する精神開発・止観にも数多くの方式、技法があるが、誰でも知っている坐禅の技法は、観息正念(呼吸をしっかり自覚しての精神陶冶)である。 

観息正念では、呼吸に気付くことで、どんな重要な自然界の真理でも考察できる、と判明する。このような考察が極めて重要、かつ、価値があるのだ。

正確で、完璧な、観息正念は、まず、自然界の一真理、または、一真実を取り上げ、それを入息、出息のそれぞれと一緒に、注意深く 観察し、調べ、吟味することから始まる。

 

観息正念では、呼吸に気付くことで、どんな重要な自然界の真理でも考察できる、と判明する。

このような考察が極めて重要、かつ、価値があるのだ。」

 ー プッタタート比丘「観息正念」PDF版 13-14頁

 

※「観息正念」は「ホームページ アジアのお坊さん本編」に添付しています。