2024年7月、インド北部で開かれたヒンドゥー教の行事でまた圧死事故が発生したとのことなので、インドの巡礼事故・圧死事故・転倒事故に関する一覧表を更新させて頂くことにする。
・1999年1月、南インドのケララ州のヒンドゥー教聖地で、丘の上に詰めかけた参拝者100人が負傷。
・2005年1月、西インドのマハラシュトラ州の寺院で火災があり、信者300人が死傷。
・2008年10月、ディワリ祭で賑わうジョドプールののヒンドゥー寺院で200人以上の参拝者が転倒。
・2010年3月、北インドのウッタルプラデシュ州のアシュラムに詰めかけて転倒した信者100人が負傷。
・2012年 ヒマーチャル・プラデシュ州で巡礼者の乗ったバスが事故。
・2013年8月 ビハール州で線路を横切っていた巡礼者の列に、列車が突っ込み、怒った群衆が暴徒化。
・2013年10月、マディヤプラデシュ州の寺院付近の橋で巡礼者が押し合いになり、死傷者100人以上、少なくとも89人以上が死亡。
・2024年7月、インド北部で開かれたヒンドゥー教の行事で圧死事故が発生し、100人以上が死亡。ウッタル・プラデーシュ州警察が、集会を主催したヒンドゥー教の説教者スラジ・パル(Suraj Pal・信者からは「ボーレ・ババ」と呼ばれていた)を捜索中とのこと。
※追記:その他の事故
・2022年10月 巡礼時の事故ではないが、インドのグジャラート州の吊り橋が落下し、130人以上が死亡。
・2015年9月 インドの事故ではないが、サウジアラビアのメッカで巡礼の群衆700人以上が圧死。
・2024年6月 メッカへの大巡礼(ハッジ)で、少なくとも数百人以上が猛暑による熱中症などで死亡。
以上
※「ホームページ アジアのお坊さん 本編」もご覧ください。