江戸川乱歩の作品や随筆に宇野浩二の名が何度も出て来るが、子供の頃の私にはまるで馴染みのない作家だった。
宇野浩二も谷崎潤一郎も、乱歩が余りに褒めるので読んでみようと思ったものだけれど、結局私にとって最も肌に合うのは乱歩の作品だった。
さて、先日大阪の中心部の古い町にある変哲のない公園で、宇野浩二が幼少の頃に暮らしていた縁で建てられたという文学碑を見る機会があった。
私にとっても子供の頃に多少の縁があった土地なので、感慨深く収めた写真が下の画像だ。
おしまい。
※「ホームページ アジアのお坊さん 本編」もご覧ください。