あるタイ人僧侶の捜索…Last seen a yellow robe wearing | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

K山のご住職がインドに行かれた時に、現地で有名な若いタイ人のお坊さんのことを耳にしたそうだ。現地仏教事情をよく知るインド人の話ではブータン国王にも謁見するほどの高僧で、インドを頻繁に訪れているという、そのタイ比丘の写真をご住職が私に見せて下さったのが、もう半年以上前のことだ。

 

タイの町角などでよく見かけるお坊さんだと思ったのだが、その後、タイに行った時に調べてみたものの、町角の看板や書店の仏教書コーナーの表紙でよく見る何人かの人気僧侶の中に同じお顔の方は見当たらず、私にはよく分からないままだった。

 

先日、私よりもタイ仏教や現在のタイ現地事情に詳しい方にお尋ねしたところ、やっぱりご存じないとのことで、さらにその人がタイ在住の知り合いの方に聞いて下さったのだが、それでも分からない。

 

日本では有名だけれど、自国では全く名の知られていない、日本在住の外国人テーラワーダ僧の方と同じように、もしかしてインドでだけ活躍されているタイ人僧かも知れない、などと想像にするに至ったのだが、もしかしたらたまたま我々がそのお顔に馴染みがないだけで、知る人からすれば誰でも知っている、有名なお坊さんなのかも知れない。

 

だから、何だ、そんなことも知らないのか、このお坊さんはあの方じゃないかと指摘されてはいけないので、もう少し調べがつくまで敢えてそのタイ人僧のお写真は、ここに掲載しないことに致します。

 

 

                                 おしまい。

 

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