水曜日の一休さん | アジアのお坊さん 番外編

アジアのお坊さん 番外編

旅とアジアと仏教の三題噺

私が紹介させて頂くようなネタでもないのだけれど、人が教えて下さったので、敢えて書かせてもらうことにするが、「水曜日のカンパネラ」というミュージシャンが、「一休さん」という歌を歌っているそうだ。

見せて頂いた歌詞やビデオの映像も、まあこんなものかという程度だが、2016年にNHKで放映されたアニメ「オトナの一休さん」は私の知り合いの禅僧の方も絶賛していたし、雑誌「BRUTUS」2017年2月号の禅特集が昔の東映アニメ版「一休さん」のことを、割りと大きく取り上げていたり、一休さんの存在は、現代においても決して小さくない。

「水曜日のカンパネラ」も「オトナの一休さん」も、直接、触れてこそいないが東映アニメの「一休さん」なくしては発生しなかっただろうから、この東映版「一休さん」という作品が製作され、長年に渡って放映されたことは、日本仏教史における仏教社会学的な意味合いにおいて、とても大きい現象だったと思う。

と言った話題に紛れて、差し障りがあるといけないので、こっそり言ってしまうけれど、一休や仙崖が臨終に際して言ったとされる「死にとうない」という言葉はきっと本心だと思うし、その言葉を以てして彼らの僧侶として、もしくは人間としての偉大さだと説くのは、果たして正しいことなのかなあ? と思うのだけれど、この話題はもうちょっと掘り下げてからということで。


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                           おしまい。



「アジアの一休さん」 もご覧ください!!