台南と「anan」と近松門左衛門 | アジアのお坊さん 番外編

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旅とアジアと仏教の三題噺

 
雑誌のリサイズとやらが流行っているそうで、人気のあった号が、保存版として、もしくは携帯に便利なサイズとなって、新たに発行されることが多いらしい。

そう言えば、今年2014年の夏に、雑誌「anan」の台湾特集というのがあったので、近頃、日本の女子や若い人たちに、改めて台湾が人気であることの資料としてこの本を見てみようと思ったら、すでに売り切れで版元に在庫なし。まあいいかと思っていたら、この特集、人気があったらしく、9月頃にリサイズされたので、読むことが出来た。

この特集の中で、「日帰りゆるさんぽ」として、台北以外に紹介されているのが、淡水、九份、台南の三箇所なのだが、淡水、九份は台北近郊の日帰りスポットとして、ガイドブックの定番だけれど、もう少し遠い場所として、高雄は載せずに台南だけ。確かに台南は、美しく、物がおいしく、暖かく、ある意味、台北よりも女子向けだ。

ところで余談ながら、この「anan」には載っていないけれど、もう少し詳しい日本の女子向けガイドブックの台南紹介ページには大抵、「国姓爺合戦」で有名な鄭成功ゆかりの土地、みたいな説明があるのだが、一体、こういった雑誌のどれだけの読者が、近松の作品に馴染みがあるのだろうかと、いつも微笑ましく思う。

台南は、本当にいい所だ。
                
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