その詳細は後日に譲ることにして、今日は余談なのだが、台北市内の萬華地区にも清水祖師を祀ったお寺があるから、そちらもと思って、駅から歩いてみた。
ここまで来たら、龍山寺までも目と鼻の先だ。台北一どころか、台湾一、名の知られたお寺だが、観光客の多さに閉口するので、最近、あまり参拝しなかったから、良い機会だと思った。
ところで話は変わるが、諸般の事情により、台湾を訪れる日本人観光客が増えているらしい。いくつかの国を旅行する日本人が減った分、タイと台湾が人気らしい。特に台湾の方がタイより近くて安い上に 、いろんな意味で、タイに比べて初心者がを旅をしやすいから人気なのだろうか。
何でそんなことを思ったかと言うと、春先のせいか、確かに学生らしき日本人旅行者の方たちを、多く見かけたからだ。ところで、日本のガイドブックでは、昭文社の「ことりっぷ」がよく売れているらしいとは聞いていたが、確かに「ことりっぷ」を手にした日本人をたくさん見たし、現地の書店でも、台湾版の「ことりっぷ」や日本語版のままの「ことりっぷ」を、よく見かけた。
「ことりっぷ」に限らず、日本語の女子向けのガイドブックには、私の嫌いな言葉であるパワースポット云々という言葉が溢れていて、正式な台湾寺院の参拝の仕方などが、どのガイドブックにも詳しく載っている。
台湾でも、日本で言うところのお寺巡り、ご利益スポット巡り的な本は、以前より、さらに増えていたし、前から何度か紹介させて頂いている、龍山寺のお参りの仕方や龍山寺に祀られている神仏の由来だけを解説した「好好拝拝」という女子向けガイドもあるくらいだから、こうしたテイストは必ずしも日本だけのものではないが、龍山寺のそばは、数ある台湾の夜市の中でも、最もいかがわしいとされる華西街夜市が控えていて、ガイドブックを手に町歩きする初々しい日本人旅行者が、うっかりまぎれこんだら大変だなと、余計な心配をしたという訳だ。
近々、日本で今出ている台湾ガイドブックのお寺参り紹介部分だけを抜き出して、研究してみようと、龍山寺周辺を歩きながら考えたので、まずは書かせて頂きました。


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