タイ人にそのお坊さんの名前を聞けば、「プラ・サンカラ」と答えてくれる。「サンカラ」というのは固有名詞ではなくて、「サンガラージャ」のタイ語である「プラ・サンカラート」のことで、訳せば「サンガの王」即ち僧団の長という意味になるから、これはタイ仏教界における法王のことだ。
雑誌の特集には、ダライ・ラマ14世との会見や、タイのプミポン国王がプラ・サンカラートに跪いてタンブン(お供養)している写真が載っている。
故石井米雄氏の名著「タイ仏教入門」(めこん)152頁に、プラ・サンカラートの意味や由来が詳しく書いてあるが、多数派のマハーニカイと、戒律に厳格で王室に近しい少数派のタマユット派の内、法王プラ・サンカラートは、タマユット派の長が就任することが多い。
そのタマユット派の本山、ワット・ボウォニウェートの公式ホームページに、法王の肖像が出ているので、是非、皆さまもご尊顔を拝して下さいませ。ちなみに今日、10月3日が法王100歳の誕生日だそうです。
※ホームページ「アジアのお坊さん」本編も是非ご覧ください!!
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