以前に書いた周利槃特(しゅりはんどく)即ちチューラパンタカ長老の話を、先日、推敲して再投稿したのは、周利槃特さんの話を読むたびに、ああ、いい話だなあと思うからです。
仏弟子中、最も物覚えが悪いとされた周利槃特さんが、一所懸命お掃除だけをし続けて悟りを開いたという実話は、のろまでぼんやりした人こそが純真無垢で素晴らしいというあの命題、ドストエフスキーや宮沢賢治でもお馴染みのテーマとは、少し意味合いが違うと思います。
人それぞれ、心の成長スピードは違うのです。けれど、少しずつ、ゆっくりでもいいから、各自それぞれのペースで確実に心を調えれば、必ず修行は前進する、それがこの話の要点なのだと思います。
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