最古の仏像はインドのマトゥラーと現パキスタンのガンダーラで、紀元1世紀頃、ほぼ同時期に誕生したとされる。
仏像の誕生に関しては、「NHKスペシャル ブッダ 大いなる旅路 3 救いの思想 大乗仏教」(NHK出版)という本が、簡潔にその問題点や、何が謎とされているのかについてを、まとめてくれている。
私が素人の想像で思うことは、剃髪した仏教僧を実際に見たことのない人々が、仏像の誕生に関わったのではないかということ。螺髪(らほつ)のサドゥーしか見たことがなかったから、仏像の髪型が螺髪の形で制作されたのではないか?
では仏教僧を見かけない地域になぜ仏像が制作されたのか? そもそもその話、学問的におかしいのではないかという反論、お叱りは当然なので、素人考えの中間覚書だと、逃げを打たせて頂きました。
もう少し、脇を固めさせて頂いたら、いずれこの話はもう一度、じっくり考えてみたいと思うので、今は中間報告ということでお許しを…。