森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」
少し前に読みおわったので感想かいときます。
かなり面白かったので長々と書いちゃうかもです(笑)
えーと何から書いたらいいのかな、とりあえず
主人公の女の子がかわいすぎる(*´∇`*)
奔放で、天真爛漫で、好奇心旺盛で、礼儀正しいんだけどちょっと鈍感なこの物語のヒロイン。
酒豪で有名なお爺さんと飲み比べをして勝っちゃったり、急に劇のヒロインに任命されてもノリノリでこなしちゃったり、多才な人物でもあります。
わたしもこんな女の子になりたいって思っちゃいました(笑)
この女の子(以下:彼女)を軸にストーリーが展開して行くんですが、
「彼女の後ろ姿の世界的権威」とか言っちゃうくらい、常に追い回している?(と言ったら語弊があるかも知れない)
彼女よりもひとつ年上の「先輩」という男子の存在も必要不可欠です。
彼女の行動と、彼女を追いかける先輩の行動、
二方面から物語は進んでいきます。
それにしても、先輩の「彼女の後ろ姿の世界的権威」という言い回しには衝撃を受けましたね。
なんか共感しました(笑)
好きな人のことをずっと目で追っていると、
姿を覚えちゃうから誰よりもはやく見つけられるってことですよね(笑)
ここでは「後ろ姿」ってなってるのは先輩がいつも後ろから彼女を追っているからですよね。
これだけの説明じゃなんか先輩が完璧なストーカーみたいですけど、先輩が偶然を装いいろいろなアプローチをして、いろいろな事件に巻き込まれたりもして、紆余曲折を経て彼女と先輩は恋に落ちていくわけなんですねー。
先輩はずっと彼女のことが好きだったんだけど、彼女は先輩のことを最初は意識してなかったけどだんだん好きになっていきます。
彼女が恋愛慣れしてなくて
「なんでしょうこの気持ちは?」ってなってるのがすごくすごくかわいかったです(*´∇`*)
そして、全体をとおしてこの小説の持つ雰囲気がすごく好きです。
舞台は京都なんですけど、登場人物がみんなどこか古風で、浮き世離れした感じ。
言わずもがなみなさん現代人ですよ、おそらく(笑)
わたしはさっきから「彼女」のことをかわいい、かわいいと言っていますが
そのかわいさもいわゆるスイーツ()的なかわいさではなく
なんと言いますか、奥ゆかしい感じ。
あんな女の子が現実にいたら、わたしは間違いなく惚れます(笑)
いやー本当にこの小説は今まで読んだ中でトップクラスに面白かった!
読んだ後もしばらく浸っていたかったです(笑)
まだ読んでない人にはぜひ!読んで頂きたい\(◎o◎)/
というか、わたしの貧相なボキャブラリーではこの本の魅力を語り尽くせていないのは重々承知していますが、もしもこの感想を読んで、少しでも「夜は短し歩けよ乙女」読んでみたいと思って頂けたら幸いです。
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