『エイリアン2』は今観ても80年代の映画館の熱気がよみがえるSFアクションの最高傑作!!!!! | 【映画とアイドル】

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ALIENS (1986)

 

 

YOUTUBE見てたら この予告が流れて↓

久しぶりに猛烈に観たくなったので観ました!

 

 

 

このBOX、いつ買ったかも忘れるくらい観てなかったw

 

 

一作目のブログ⤵

 

 

いまだにSFホラーの金字塔である大傑作の一作目『エイリアン』の続編という、

最大限高かったハードルを、独自のスタイルで超えてみせた

ジェームズ・キャメロン監督の正に“続編映画の最高傑作!!”

 

『トップガン マーヴェリック』を観るまでは

本作が最高の続編映画と思ってました!!

 

我が人生においても十本の指に入るか、

少なくとも生涯のベスト20には入るフェイバリットムービーです!

 

 

 

劇場公開版より20分ほど長いディレクターズカット版を初めて観ましたが、

思い入れがあることもあってかボクは劇場版の方が好きですね。

 

いつからか大作は上映時間が長い作品が当たり前になりましたが、

本作の2時間17分でも当時は長い方やったと思います。

 

昔は娯楽映画で2時間半とかほとんどなかったと思うので、

泣く泣くカットしたシーンもあったと思われますが、

結果的にはテンポがよくなってよかったと思います。

 

 

ニュートのお父さんがエイリアンに襲われるシーンまであって驚きましたが、

そこを見せなかったからこそ、一体何が起きたのか?分からない怖さがあって

結果サスペンス度がさらに上がったと思います。

 

傑作・名作ってこういうケガの功名みたいなことがあるような気がします^^

 

一作目のジワジワくる演出が恐ろしかった〈SFホラー〉を

派手な〈SFアクション〉〈戦争映画〉という

全く違ったジャンルにしたことで大成功した本作ですが、

きっちり前作を引き継いだストーリー展開がなんといっても魅力です。

 

 

ボクは小6やったくせに『エイリアン』は映画館に3回行くほど大好きで、

ガキのくせにw『スター・ウォーズ』よりも好きだったほど思い入れの強い映画。

その続編ですから初日に長蛇の列に並んだことを鮮明に覚えています。

今は並ばずに観れて便利になりましたが、

そういうシステムがまだ無かったからこそ

80年代の映画館には今思うと異様なほどの熱気がありましたね!

 

超満員やったから、同じく一人で観に来ていた隣に座った同じ年ごろの子にトイレ行ってるあいだ席をみてもらってました^^

その子は「このバトルシーンは一回じゃ分からん!」と興奮しててw

二回目観てました^^

当時は入れ替え制じゃなかったからね。

 

 

 

 

このシークエンスも

待ちに待った『エイリアン』の続編を観ているワクワク感がありました。

 

 

リプリーが発見されたのが前作から57年後という設定がまず秀逸で、

娘がすでに死んでいたという残酷な設定。

 

 

ディレクターズカット版ではここが肉付けされていて、

リプリーの母親としての顔がしっかり描写されることで

本作のテーマがより際立っています。

 

常に強い女性を描いてきたイメージがあるキャメロン監督が本作で描いた女性の強さは

正に‘母親の強さ’。

それを敵役であるエイリアン側にも当てはめることによって最高に盛り上がるクライマックスの対決!!

 

 

“ALIENS”という原題通り無数のエイリアンが出てくるのが本作の肝ですが、

一体だけでも最強で怖くて、まさに‘完全生物’のオーラを放ってたエイリアンが

まるで虫みたいな感じにも見えたことに当時は若干の不満を感じた記憶もあるんですが、

戦争映画としての兵隊vs兵隊と思えばそれも納得。

 

今回観て、クライマックスのリプリーに対していったん引く二体になかなかの味も感じました^^

 

 

 

 

 

 

 

エイリアンがわんさか登場するまでけっこう引っ張りますが、

キャメロン監督の演出とキャスト陣の演技の素晴らしさで

何回も観てるのに、今回もドキドキして観てました(;´・ω・)

 

 

 

 

知らず知らずのうちにエイリアンの巣窟に入っていくような恐ろしさ。

 

 

 

その静けさが長い分、

いったん戦闘が始まってからのギアの入り方が半端なくて、

ここでかかるジェームズ・ホーナーのスコアの盛り上がること!!!

今書いてて知ったんですが、8年前に61歳の若さで亡くなってたんですね‥。

 

前作は大御所ジェリー・ゴールドスミスが音楽を担当していましたが、

作風が全く違うとはいえ、前作以上に?!印象に残るスコアが素晴らしいです。

まさに血沸き肉躍る感じ♬

 

 

 

 

 

リプリーって‘戦士’なんですよね!

そんなリプリーのキャラも活きた最高に盛り上がるところですが

これでまだまだ中盤^^

 

 

 

海兵隊員たちも個性的なメンツが揃って

特にバスケスがイイんですよね~!

(DVDの字幕ではバスクエスになってますが、公開当時はバスケスやったと思います。オレの中ではバスケス!w)

 

実戦経験が乏しい中尉が仕切ってるのも面白いし、

それを良くは思っていない部下たちの気持ちも分かる。

 

だからこそココは泣ける。

 

 

 

 

 

そしてもちろんマイケル・ビーン!

 

最後にリプリーをアッサリ行かせすぎに思ってましたが、

このバージョンではここが補完されててよかったです。

 

 

 

 

 

 

ニュート役の子は可愛いのにその後見なかったと思ってたら、

映画出演はこれだけで教師になったそうです^^

 

 

 

 

先ほど書いたように、このバージョンではリプリーの娘がすでに亡くなっていたことがハッキリ描かれるので、

リプリーがニュートを自分の娘のごとく守ろうとする気持ちが強く伝わってきて、

本作のドラマ要素にしっかり一本筋が通ったように見えました。

 

 

今まではクライマックスの一騎打ちで母性が爆発していたように見えてましたが、

ニュートと出会った段階ですでに母親のような気持であったことが

あらためて観てよく分かりました。

 

 

 

 

利益優先の大企業の嫌らしさもきっちり描けてるし、

そこで航海士の仕事から干され不本意な貨物係をやってたリプリーが

その仕事スキルを活かしてエイリアンクイーンを打ち負かす爽快さ!!!

 

一作目では描き切れてなかったリプリーのキャラクターを見事に肉付けして

それが全て物語の盛り上がりにつながる脚本の手際よさ!!

 

 

 

スタン・ウィンストンによるエイリアンの造形も素晴らしくて、

動きが前作に比べて格段に滑らかになってるのも見事!

やっぱり実写はワクワクします♬

 

 

 

 

エイリアンの血液が強酸という設定を考えた人ホンマ天才!

一作目のダン・オバノンが考えたんかな?

オバノンも63歳の若さで亡くなってたんですね‥。

彼が監督した『バタリアン』も映画館は超満員で

いい時代でしたね~。

 

 

 

 

 

 

一作目では敵役だったアンドロイドを味方にするのもキャメロンらしい上手さ!

ランス・ヘンリクセンがこれまた適役!!

 

 

あ~! 書き出したらキリがないほどイイとこだらけやんw

 

 

合成シーンがチャチいところもあるけど、

CGがなかった時代のミニチュアなどによる映像はやっぱりワクワクします♡

 

宇宙船のデザインも好き。

 

 

 

 

 

 

 

作風はガラッと変わりながらも、

一作目を彷彿とさせるシーンがいくつもあるのも嬉しい。

 

 

 

 

ココの 尻尾の出し方ひとつとってもほんまセンスある^^

 

 

 

スグには人間を殺さないエイリアンの特性も上手く活かしてる。

 

 

 

 

 

ここゾというところでゴールドスミスの音楽がかかるのも最高♪♪♪

 

 

クライマックスのしつこさもwさすが(!)の一言。

 

 

 

 

ここで終わってても満足やった^^

 

 

 

 

 

 

クライマックスの

パワーローダーをまとった

リプリーvsエイリアンクイーンの対決シーンは

もはや伝説!!!

 

作業用のパワードスーツが現実化しているところに

キャメロン監督のSFのセンスも感じます。

 

今観返すと妙にアナログっぽいところも散見されるのがまた魅力。

そこはSFとしてのリアリティの欠如などでは勿論なく、

アクション映画としての肌触りを意識したからやと思いました。

 

人間vs宇宙生物という フツーならマンガになる戦いなのに

リアルな〈戦争映画〉として体感できるところにキャメロン監督ならではのセンスと力量を感じます。

 

『アバター』で見事なCG・3D映像を見せてくれたキャメロンですが、

逆に現代では作り得ない実写によるアクションが今観るとまた別の意味で最高です!!

 

多感な頃に実写で創意工夫された映画をたくさん観れたボクらの世代は幸せやったと

あらためて本作を観て思いました。

先ほど書いた 映画館の熱狂的な雰囲気も忘れられない。

もちろん今の映画も好きで楽しいですが、

ボクにとって80年代の作品は特別であることを

本作を久しぶりに観て実感しました🎬♡

 

 

 

 

 

 

 

 

「子供に構わないで!」

 

 

 

 

 

来い!