SUPERMAN (1978)
ディレクターズカット版 (2000)
今年一発目の映画は
元旦の早朝に『スーパーマン』を観ました!
リチャード・ドナー監督によるディレクターズ・カット版は初めて観ましたが、
何回も観てる作品やのに、2時間半の長さを全く感じさせませんでした。
やっぱり素晴らしい
アメコミスーパーヒーロー映画の名作です!!
ドナー監督の堂々たる演出にジョン・ウィリアムズの名スコア♬
素晴らしい撮影・編集で、コミック映画らしからぬ?!
今観ると‘風格’すら感じられる本当に素晴らしい映画でした🎬
CGがなかった時代やからアニメの技術を使ったと思われる
オープニングタイトルから最高のカタルシスを味合わせてくれる!
もう、このタイトルとテーマ音楽だけで3~4割の満足度あります^^
大作映画かくあるべし(!!)って感じです👍👍
スーパーマン=ジョー・エル=クラーク・ケントの
スーパーヒーローになる前の青年期も
情緒豊かに描かれて全く退屈させないドナー演出の見事さ。
スーパーヒーローとしての最初の活躍が
愛するロイス・レインのためというのも最高!!
そう!
スーパーヒーローは人助けをしてこそヒーローなんです!!
ウジウジ悩むんなら俺にもできる(笑)
木に登って降りれなくなった猫ちゃんを助けるシーンなんてホンマ大好きです♡
この少女はきっと真っ直ぐに育ったはず^^
愛と正義を守ることに真っ直ぐなヒーローが今の時代にこそ必要です。
去年の正月はあんな酷い戦争が起こるなんて思ってもいなかった。
戦争は続いてるし、終わっても何十年も傷が残ります。
つまり、悲しいことですが、もうボクが生きているうちに真の平和なんてこないんです。
だからこそ今観たくなった『スーパーマン』。
地球の歴史を変えてはならないという父の教えを破ってまで
ロイスを救うスーパーマン。
最高じゃないですか!!!
空中のデートシーンは今観たら感動して半分泣いてました。
いつからこんな映画が観れなくなったんでしょう?
いつからコミック映画ですら夢を感じられなくなったんでしょう?
実際本シリーズでも3作目にしてスーパーマンは悩めるヒーローになります。
それもまた、今考えると時代を先取りしていたのかもしれません。
しかし、クリストファー・リーヴ最後のスーパーマン映画になった
4作目ではまた真っ直ぐなヒーローになっていました。
だからリーヴが演じるスーパーマンがボクらの世代にとって特別なんです。
名優ジーン・ハックマン演じる大悪党のレックス・ルーサーまで愛すべきキャラになっている楽しさ♪
ここには負の要素が全くない。
映画はこれでいいんですよ。
この汚い世の中、
最初から諦めたら愛も正義も守れません。
本作へのリスペクトに溢れていて大好きやった『スーパーマン・リターンズ』の続きは作られず、
『マン・オブ・スティール』の続編企画も頓挫したような今、
それでもボクはスーパーマンが観たい。
それも、本作のような真っ直ぐなヒーロー、スーパーマンを
スーパーマン最大のパワーは、
ボクらも持ってる力―
愛の力なんです💗