ノーミこそが新しい時代を感じさせるボンドウーマン!!『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』 | 【映画とアイドル】

【映画とアイドル】

映画『007』『スター・ウォーズ』『魔法にかけられて』
アニメ『アン・シャーリー』

アイドル
STELLASTELLA・花森咲【近代麻雀水着祭2025初出演】
カラフルスクリームゆうか
KRD8・菅原未結
新章 大阪☆春夏秋冬
叶星のぞみ

『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は長年の007ファンほど衝撃を受けてしまう作品ですが、

その展開を織り込み済みで二回目を観たらだいぶ作品の印象が変わる、という意見をいくつか見ていたので、一縷の望みを抱いて二回目の鑑賞に挑みましたが、

ボクの場合ますます本作の粗が目についてしまう結果になってしまいました。

その感想についてはまたいつかUPしようかと考えていますが、

二回続けて同じ作品のことを悪く書くのはさすがに気が引けるので、

今回は本作で気に入ったところを書きます。

 

アナ・デ・アルマスが演じるCIAエージェントのパロマが最高やったことは書きましたが、

もう一人、MI6の00エージェントとして新登場したノーミも気に入ったので

今回はそのことについて書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【※本作のネタバレあり】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"NEW AGENTS"として紹介されている通り↑

本作では二人のエージェントが新登場しますが、

あまりにもパロマちゃんばかりが盛り上がってしまい、

ノーミの方が全くといっていいほどフューチャーされてないことに納得がいかないから書きたくなったというのもあります。

 

ただしこのノーミには大きな問題がありますよね。

そう、彼女が‘007’ナンバーを襲名したことに抵抗を感じる007ファンが多く、

それもあって支持が広がっていない気がします。

 

しかし、それはノーミ本来のキャラはもちろん、

ましてやラシャーナ・リンチの評価を下げることにはつながらないし、

ボクはもっとリンチは評価されてしかるべきやと思っています。

 

第一、ボンドは自己都合で退職しているワケで、

それでなくとも過去にもMI6を辞めてる男ですよ。

だから空いた00ナンバーに新人を割り当てても自然なワケです。

 

少なくともボクはノーミが007ナンバーを名乗ることを自然に観れたので、

ノーミ自体のキャラも受け入れることができました。

 

「永久欠番と思ってた?」とボンドに言う皮肉もボクは気に入りました。

この皮肉に引っかかるファンも少なくないでしょうが、

クレイグ=ボンドが死んでしまった今、

ボクの中ではこのセリフはますますアリになってます。

 

前回のブログで本作には受け入れ難い掟破りが二つある、と書きましたが、

ノーミが007ナンバーを名乗っていることも掟破りの一つと言えるでしょうが、

先に書いたように、ボクはこれを受け入れられたし、

ノーミが007ナンバーを襲名したからこそ

本当の意味でボンドと対等以上の女性諜報員のキャラクターを描くことに成功していると思います。

 

今までにも女性諜報員は何人も登場していて、

ボンドと対等に近い活躍をしていましたが、

今回のノーミが初めて本当の意味でボンドと対等な女性諜報員として描かれていたと感じました。

つまり、本作においてはノーミだけが新しい時代を感じさせるキャラなんです。

 

パロマはいい意味で昔ながらのボンドガールの良いところを凝縮させたキャラであり、

ノーミはいい意味でボンドガールという感じがしない、

本作から言われている「ボンドウーマン」という呼び方が相応しいキャラになっていると思います。

「ボンドウーマン」という呼び方は好きじゃないんですが、

ノーミのキャラには合っていると思います。

 

そもそも「ボンドウーマン」って、『スペクター』のモニカ・ベルッチが言い出したんじゃなかったっけ?

そりゃ50過ぎて「ボンドガール」もないもんな(^^;)

 

ただ、ひとつ勿体ない気がしないでもないのは、

『ダイ・アナザー・デイ』のジンクスもそうでしたが、

髪型をベリーショートにしたために、リンチのキュートな魅力が封印されてしまってるんですよね。

(髪型の好みの問題ではあるんですが)

まぁ意図的な狙いなんでしょうが。

 

ボクとしてはキュートな一面も魅せる演出をしてほしかったですね。

そこを全部パロマに持って行かせたから

みんな「パロマ」「パロマ」言うんですよ(^^ゞ

 

 

 

最初に登場した時に女性らしい格好にしてたのはよかったんですけどね。

 

まぁ、今書きながら思ったけど、

007ナンバーを名乗る以上は腕のいい諜報員キャラに徹するしかなかったのも分かるっちゃ分かる。

 

 

 

 

キューバでの戦いはパロマのアクションばかりが持ち上げられてるけど、

ノーミも絡んで三つ巴の戦いにもつれ込むからこそ盛り上がるんです!!!

 

 

 

クレイグ=ボンドに欠けてた? 粋な感じを出せてるのもいい。

 

また書きながら思い付いたけど、

キャリー・ジョージ・フクナガ監督はノーミといいパロマといい、

自分が作った新しいキャラにこそ力を注いでるように見えなくもないですね。

この二人は死なないし。

 

 

 

無鉄砲さもちゃんと演出できてたし。

 

 

ガンアクションも様になってました!

 

全編登場してクライマックスのアクションもこなすリンチの方が

アルマスの何倍も大変やったのは間違いないです。

 

 

蹴りもパロマに負けてないよ!!w

 

 

ただひとつ、ノーミを描く上での大きなマイナスポイントは、

007ナンバーをボンドに返上するシーンがアッサリし過ぎていたこと。

もうそこ忘れかけてるほどw

 

返上するのはいいとして、

もっとクライマックスの盛り上がりの一つとしてそこは描くべき。

結局「007」ナンバーが軽く見えてしまう結果になってしまった気がします。

 

 

しかし、ボンドが必要以上に人間味を増してしまった本作において、

程よくドラスティックなノーミのキャラは貴重やったと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パロマのスピンオフを作って欲しいという声がたくさん上がってて

もちろんボクも希望しますが、実現するなら是非ノーミも出して欲しいですね。

ボンドとフェリックスのコンビがとりあえず見れなくなってしまった今、

ノーミ&パロマのコンビは悪くないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パロマちゃんだけでなく―

 

 

実はキュートなキラキラノーミちゃん推しメンになりましたべーっだ!

 

 

 

 

〈追記〉

今日は#いい推しの日 だそうです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《さらに追記》

 

嬉しいことにリンチが英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞!!🏆

 

 

 

 

シャーリー・バッシーの生歌を今聴けるとか素晴らしい演出♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり ノーミは新しいスタービックリマーク星グッウインク