The World Is Not Enough (1999) ✑ ➉
こんな潜水艦が入る大きさがあるようには見えませんがw
ズコフスキーの甥が潜水艦に乗ってるというのはなかなかご都合主義な設定な気もしますが、
ズコフスキーの登場は嬉しかったのでアリ。
今回もけっこう色んなところでロケしているのに、
その土地を活かしたいつものボンドアクションがほとんど見られないのが勿体ない。
この、白いジャケットに青いシャツのブロスナンかっこいいですね!
エレクトラの常に浮世離れしたような衣装はキャラクターに合ってていいです。
これほどの女性でも若いコちゃんにはヤキモキを妬く?w
ここでのタイトルの取り入れ方は上手かったですね。
この拷問椅子が存在感アリ!!
こういうことを言う女性に限って実は男に弱かったりするイメージがボクにはあります。
このシーンがなかなかエ〇くていいです^^
マイケル・アプテッド監督はセクシーなシーンが上手いですね。
「ヒネリが効いた結末だ」、やったかなw
ギリギリのピンチでもジョークが出るのがボンド^^
ここのズコフスキーのセリフいい。
最後にいいところを見せてくれたけど、死んでもうたとは思いたくなかった‥。
ボンド映画の、魅力的なサブキャラを殺してしまういつものパターンはいまだに抵抗あります。
こうやって細かく振り返ると尚更。
この建物は内装も味わいがあってボンドとエレクトラの対決が映えます。
ここのブロスナンの表情がいい。
ここは初めて見た時驚いた記憶があります。
ボンドがボンドガールを殺すなんてご法度なハズ。
後味悪く感じた記憶もあるんですが、今回の鑑賞ではエレクトラが本当に悪い女やったことがよくわかったので、この展開も納得して観れました。
ただ、先にも書きましたが、ボクはボンドとエレクトラの関係性の描写が不足していたと感じていたので、
本来ならグッとくるはずのこのシーンも初見ではしっくりきませんでした。動揺してたからかもしれませんが。
今回の鑑賞ではだいぶこの展開も呑み込めるようになりましたが、
ボンドがエレクトラを本当に好きだったと思わせる描写をやはり見せてほしかったと思います。
本作最大の欠点は本編中のアクションの盛り上がりの無さとずっと思っていましたが、
今回はそれ以上に、本作の肝になるはずだったボンドとエレクトラのドラマパートの食い足りなさこそが問題やと思いました。
そこがキッチリ描けていたらアクションを犠牲にしてでもアプテッド監督を起用した意味があったハズです。
ただ、ボクは今書いたように捉えていますが、公開当時、映画好きな女友達で それまで007の話をしたことのなかったコが本作を観に行って「面白かった」と言っていたので、本作の試みはあながち失敗はしていなかったのかもしれません。
セクシー度が増すリチャーズちゃん(#^.^#)
中途半端なジョーク?言うようなキャラちゃうのに。
ここでのクライマックスの攻防もアクション的に全く盛り上がりませんでした。
常々ボクはボンドアクションの魅力は‘長めのチェイスシーン’と言っていますが、
本作の本編には序盤のスキーのところ以外チェイスシーンが無く、もっぱら屋内でのアクションになっているので盛り上がりようもありません。それでもドラマ部分がしっかり描けていたら『カジノ・ロワイヤル』のような傑作になり得ていたかもしれないのでそこは今観ても残念ですね。
と、色々と文句ばかり書いてしまいましたが<(_ _)>
今回の鑑賞で本作のことがだいぶ好きになりました^^
考えてみたら「アヴァンタイトルとボンドガールが最高!!」と言えるだけでもかなりポイント高いっちゃ高いですよね^^
これこそがお約束が多いシリーズものならではの楽しさなんですから♫
リチャーズちゃんが可愛くてセクシーなだけでも最高じゃないですか(笑)
そうそう、アプテッド監督に対する不満も多々書いてしまいましたが、
本作のラストシーンは素晴らしいです!!!
本編がいくら面白くてもラストシーンがイケてなかったら微妙な後味になってしまいますが、
本作には不満は多々あれど、このラストシーンを観たら結局(007はやっぱり最高!)と思えるんです♡^^
クリスマスが嫌がるクリスマスジョークを言うところもニクいな(^_-)
ブロスナン作品では間違いなく最高のラストシーン!!!!
シリーズ全作通しても最も好きなラストシーンのひとつです♡♡
エンドクレジットで『ジェームズ・ボンドのテーマ』が流れるのもいいですね♪
本作公開当時にはまだ日本語版というものが無かったので、
字幕版で日本の歌を聞かされる羽目になったのもw
二十年以上経った今ではネタ話になるかな(苦笑)
サントラ聴きながらブログ書き終えたところでかかりました♬(爆)