『ジョジョ・ラビット』は人間にとって本当に大切なものを教えてくれる映画 | 【映画とアイドル】

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『ジョジョ・ラビット』 公開中カチンコ

 

http://www.foxmovies-jp.com/jojorabbit/


 

 

https://www.instagram.com/p/B8q0orMntd_/

映画大好き、リリカルスクールのyuuちゃんもオススメの本作↑

 

 

 

 

 

 

【ネタバレも含みます】

 

 

本作はこの↑予告編を見て面白そうやと思ってました。スカヨハちゃんも出てるし(^.^)

 

 

 

 

 

 

フツー 第二次世界大戦下のドイツが舞台の映画には食指が動かないんですが、

本作は予告ではコメディっぽいノリもうかがえたので、面白そうなアプローチやと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実際オープニングからノリノリで♬^^

予想以上にハジけた感じで始まりましたが、その序盤が過ぎると

意外に落ち着いた展開になってきます。

正直、期待とは違うノリになった中盤では若干退屈に感じる時もあったんですが、

主役のジョジョとユダヤ人の少女が交流する展開に引き込まれていきました。

 

 

 

 

(スカヨハちゃんもお母さん役をやるようになったんやなぁ~)と思って観てましたが^^

今回のキャストでなんといっても素晴らしいのはジョジョを演じたローマン・グリフィン・デイビス君。

驚いたことに本作が初めての仕事やったそうで、ボクはてっきりすでに演技力に定評のある子役なんやと思って観てました。それくらい素晴らしいです!!

 

 

あと、ジョジョの妄想として出てくるヒトラーを演じた、本作の監督でもあるタイカ・ワイティティ。

恥ずかしながらエンドタイトルで監督自身が演じたことに気づきました(^^ゞ

監督自身が俳優としてもクレジットされていたことには気づいていましたが、

まさかこんなメインのキャラとはっ!!

しかも、本作のテーマとは相反するようなヒトラーのキャラを自ら演じたとは恐れ入りました。

いい意味でのオーバーアクションが楽しいんですが、自分でOK出したんかな?(笑)

 

 

 

 

本作のポイントは純粋な子供目線で戦争というものを描いてるところやと思うんですが、

だからこそ楽しい序盤から、戦時下のリアルさも含んだ展開に入る中盤、

そして、いよいよ戦争という現実が目の前に迫った時、

子供目線だからこその恐ろしさがあって、

自らがコメディリリーフみたいな役を演じながら、ライトなノリを装いつつ、

実は戦争というものの現実をしっかり見せようとしたワイティティ監督の演出は素晴らしいと思いました!

 

 

 

あと、『スルー・ビルボード』の見事な演技でアカデミー賞を獲ったサム・ロックウェルもさすがでした!!

 

 

 

 

 

 

スカーレット・ヨハンソンが演じたジョジョの母親がユダヤ人を匿っているという設定で、

戦争というのは武器を手にした戦いだけではなく、

自分自身の中の正義・思想の戦いでもあるということも描いていたのが更に素晴らしかった。

忌み嫌っているヒトラーに傾倒するジョジョに優しいロージーがいいです。

この戦争に対して確固たる思想を持っているのに、自分の子供をそこには巻き込まない。

戦争うんぬんではなく、シンプルに人にとって大切なものをジョジョに伝えようとしていたロージーがよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンドタイトルを観ていた時、ある人のことを思い出しました。

今、自分も苦しい時ですが、自分より苦しそうな人のことを。

 

なぜ思い出したのかというと、この映画は希望を確かに見せてくれたからです。

 

 

 

 

 

今月いっぱいで残念ながら閉館する布施ラインシネマで観ましたが、

(映画館で観たからこそ、あのラストシーンは一生忘れんやろうな)と思いましたドキドキカチンコ