📺『3年A組』Day1 ③
https://www.ntv.co.jp/3A10/intro/
菅田将暉クンが時おり見せる狂気じみた表情がたまりません!
それによって柊がサイコパスにも見えるところが面白い。
生徒を人質にとって学校に爆弾を仕掛ける行為自体がすでにキチガイじみてるとはいえ、
その動機にはまともな人間の感情を感じる部分もあるだけに、
この柊という主役キャラの人間的に微妙な設定にも強く引き込まれました。
やり方は滅茶苦茶ですが、生徒を正しい方向に導こうとしているようにも見えるんです。
トップクラスの水泳選手だった澪奈へのドーピング疑惑からのイジメ。
今はSNSで悪い噂も一気に拡散されるから怖いですね。
時代は変わっても、陰湿なイジメの構図って変わってないと思う。
クラスのみんなからイジメられたことで、自分からさくらに別れの手紙を送った澪奈(上白石萌歌)は
そこを素直に見れば 本当にいい子のはず。
川栄李奈ちゃん演じる香帆は 嫌な女の役回りですが、
理解できる範囲の嫌さ加減というか、人間誰しも持っている腹黒い部分を体現していて
ボクは好きなキャラクターですね。
永野芽郁ちゃん演じるさくらは、自分を押し殺して生きてきた感じがします。
人間が人間に対して好き嫌いの感情があるのは当たり前。
むしろ人の悪口を言わない人間の方がボクは信用できません。
今まではセリフをメモしながら見てブログ書いてたんですが、
さすがに面倒くさくなってきたのでw字幕付きでスイマセン。
さくらが本音を吐露しましたが、これから徐々に 他の生徒の本当の顔が見れるかもしれません。
柊の目標の一つはそれのような気もします。
生徒一人一人に本当の自分と向き合わせたい、みたいな。
しかし、そういう教師としての使命感以外の理由がありそうなのが怖いところ。
柊は安易に他人を傷付けてしまう生徒たちに何かを考えさせようとしているように見えました。
「(人間は)変われる」というのが一つのキーワードになるかもしれません。
しかし、柊が予告通り生徒を殺害したことで
見てる側も混乱してくる。 やっぱりサイコパスか、と。
自ら描いた澪奈の絵にナイフを入れるところもサイコパスっぽい。
見てる側が混乱しているうちに更に驚くことになるのが、
お金目当ての犯行に見える展開にもなってくるところ。
第一話にして 様々な動機の可能性が示唆されるなかなかの脚本。
SNSの特性を駆使した展開にも期待が持てそうです。
柊は間違った世の中全てを敵に回そうとしているようにも見える。
いずれにしても、久々に次回がすごく楽しみなドラマになりました!
日曜日のヲタ活は早めに切り上げないとw(^^ゞ