『007 美しき獲物たち』 A VIEW TO A KILL (1985) ブログ✑①/?
早いもので、今月の下旬で ロジャー・ムーアが亡くなってから もう一年。
追悼の意味も込めて、毎年一本はムーア=ボンドの007を振り返りたいと思います。
今年は『死ぬのは奴らだ』から振り返るつもりでしたが、
先日、去年の夏にアマゾンでポチッとした本作のサントラがやっと届いたのでw
このサントラを聴きながら書くのもいいかな~♬ って思って、本作を振り返ることにしました^^
実は本作を映画館で観た時は、ガッカリ感の方が強かったんですよ。
今思えば、初めて映画館で007を観た『ムーンレイカー』や『ユア・アイズ・オンリー』が面白過ぎたから、ハードルが高くなってたんですよね(^^ゞ
でも、今では好きなボンド映画のひとつです。ムーア=ボンドの作品は全部好きですけどね^^
ダニエル・クレイグのシリアスなボンドもかっこいいですが、ボクはやっぱり 娯楽肌の007の方が好きですね!
本作がジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となったムーアは、本作公開当時57歳。
さすがに歳を隠せない部分もありますが、それでも充分カッコイイです!
『ユア・アイズ・オンリー』ほどのインパクトはないとはいえ、
何気に凄い滑りが見られるスキー・アクション!!
せっかく奪ったバイクがスグ破壊されるのがアレですがw
こっからが面白い!!!
当時、スノーボードというのを初めて見たのがこのシーンやったと思います。
だから インパクトありましたね~!!!!
昔のボンド映画はこういう‘驚かせてくれる’アクションシーンが必ずあったんですが、
いつからか無くなりましたね‥。
ココで流れる♪カリフォルニア・ガールズが シャレが効いてて最高やったなぁ~!!(^o^)
サーフィンにもなるから水上もホイホイ!!ww ココ ホンマ最高やった!!!!(≧▽≦)
これぞ 007のアヴァンタイトルですね!!
ヘリコプターも絡んで なかなか大掛かりなアクションになっていますが、
撮影と編集にややぎこちなさを感じる部分も個人的にはあります。
でもそれは‘ボンド映画=最高のアクション’という高い目線で見てしまうからでもあります^^
そうは言いながらもw 爆破シーンの臨場感とかさすがです!
『スペクター』ではギネスに認定されるほどの火薬を使ってましたが、
火薬量を増やせばいいってもんでもありません。
アクションシーンも爆破シーンも重要なのはキレですよ!キレ!!
こういうユーモアが ムーア=ボンドのいいところ^^
役名も覚えてないような脇役にも美人をきっちり配するところがボンド映画のいいところ(^.^)
ムーアのこういう表情 好きやなぁ~^^ ボンドはこうでないとw
潜水艦で「水いらずだ」っていうのもいいですね(笑)
当時 一世を風靡していたデュラン・デュランによる主題歌も最高♬
ビルボードで1位を獲得した主題歌が いまだにコレだけっていうのが凄い!
CGがない時代やからこそ、当時は目新しかった蛍光塗料を使ったりした、
モーリス・ビンダーの工夫と手作り感が、今観るとなおさら楽しいです♫
続きます―✑
JAMES BOND WILL RETURN