『魔法にかけられて』は最高のラブコメでもある!!!☆☆☆☆☆ | 【映画とアイドル】

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🎬『魔法にかけられて』が「好きな作品」という、大阪☆春夏秋冬の茉奈ちゃんの動画を見てテンション上がったのでドキドキ

 

 

 

 

かなり久しぶりに観ましたCD

一番愛する作品ゆえに、お家ではあんまり観る気が起こらないんです。

大好き過ぎて 気軽に観れないというか(^^ゞ

 

実は今回、初めて吹き替え版をちゃんと観ました。

茉奈ちゃんが映画館で観た時は十歳やから、吹き替え版の方を観た可能性が高いと思って、

観たくなったんです^^

 

さすがディズニービックリマーク 吹き替え版もクオリティーが高いです👍

サントラで何回も聴き込んでいたこともあって、日本語の歌もすんなり入ってきました(▰˘◡˘▰)♬

 

今回は9年前にmixiで書いたブログを、多少の修正を加えてUPしたいと思います。

映画館で観た10年前はブログ自体やってなかったんで。

 

 

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←前売り特典のリンゴストラップ🍎^^

 

前売りも買って楽しみにしてたからTOHOシネマズ梅田の先行初日に行ったんですけど、 

まさかこれが‘生涯NO.1の作品’になるとはexclamation ×2 

見終わって開口一番「100点満点!!完璧や!!」 と、

一緒に観に行った女友達に 興奮気味に言ってました(≧▽≦)

100点満点と断言できる作品に人生で出会えるとは想像もしていませんでした。 

ボクは別にディズニー映画のファンというワケではありません。

 


よってパロディ・シーンも1つしか分かりませんでした(『サウンド・オブ・ミュージック』)。 

でもそれが逆によかったと思います。(あ!これはあのパロディーやな!)と気づくのも楽しいですが、

パロディ・シーンに気づかないことで、純粋に‘まほかけ’そのものを楽しめたと思います♫ 




ある意味‘ディズニーがディズニーを超える’という宣伝コピーは真実だったのですexclamation

 

 

 

 

ディズニーのマークのお城の中にカメラがグワァ~ンと入るオープニングから惹き付けられます。!




冒頭のアニメがまず素晴らしい!! 

 

 

 

今はめずらしくなってしまったセル・アニメの魅力が堪能できます。 
色づかいも美しいです。 
動物たちも可愛い!! 
実写パートの俳優や、衣装も考慮して製作したとのこと。 
この約10分間のシーンに1年間かけたとういのも納得の完成度。 
ここだけでも入場料の3分の1の価値はあります。マジです。 

 

 

 

 

 



ジゼル姫が現実のニューヨークに行くと同時に、画面はビスタ・サイズからワイドに切り替わります。 
こういう演出も心憎いですね。 
 

 

ここからはドタバタですが、エイミー・アダムスが‘お姫様’を演じ切っているから

素直にこっちも入り込めます。 



このエイミーがとにかく素晴らしいっ!! 



撮影時すでに33歳だった彼女は、なんの照れもなくプリンセスに成り切っています。

一部で‘プリンセスが歳喰ってる’というネガティブな意見も見かけましたが無視して下さい。 

エイミーの起用がこの作品を成功に導いたのは間違いありません。 

 

 

おとぎの国から現代のニューヨークに来ても、マイペースなジゼルはあくまでも前向きで、

明るさを失いません。 
そんなジゼルはニューヨークでも、おとぎの国のアンダレーシアと同じように歌い踊ります♪ 
 

 

お掃除しながら歌う♪Happy Working Song♪ 
同じ家事やるなら楽しくやったほうがいいですよね! 
動物たちもお手伝いしてくれます。 
現実世界ならではの動物たちのお掃除が笑えます(^。^)

ゴキブリのシーンで賛否両論出てますが、ボクは勿論大賛成です!!w

 


音楽だけではなくモナ・メイによる衣装も素晴らしいです。 
『ウェディング・シンガー』や『25年目のキス』で80年代ファッションを可愛く楽しく再現していたのが印象的な彼女でしたが、本作では ジゼルによるハンド・メイドという設定のドレスが素晴らしくて、

特に中盤に出てくるエメラルド・グリーンのドレスは最高にカワイイです☆ 

あえて男目線で言わせてもらうならセクシーさもあります(///∇//)

 

このドレスの素材に関するエピソードは大笑いしましたわーい(嬉しい顔) 




ロバート(パトリック・デンプシー)はジゼルを放っておけず、職場である弁護士事務所に彼女を連れて行きます。 

ロバートは離婚を担当していますが、ジゼルには‘離婚’という概念そのものが分かりません。 
おとぎの国では、愛する者どうしが結ばれたら‘幸せは永遠に続く’ものなのです。 

実際はそうはいかないことも多いですよね。 




でもジゼルは単純明快な大切なことを教えてくれます電球 
(本人は‘教える’つもりなどなく自然に振舞ってるだけですが) 

“出会った時のトキメキを忘れずにいたらいい”ってことを。 

そりゃあ結婚したら生活が絡んでくるわけですから、ときめく気持ちなんてなくなって当たり前ですが、

たまにはそういう気持ちを思い出すことも大事だと思うんですよね。 

本当に好き同士だから結婚したんやし。 

 

 

 

 

 

 

 



さてさていよいよ♪~ 

本作のハイライトともいえるセントラル・パークでのミュージカル・シーン♪ 
ムードThat's How You Knowムード 

 

 

 

このミュージカルシーンはボクが今まで見た全ての映画の中で最も心躍るシーンであると断言します

  るんるん       るんるん       るんるん      るんるん      るんるん      るんるん      るんるん 




ロバートとの公園での会話から、自然とミュージカル・シーンになっていく流れがお見事!! 

この最高に楽しいミュージカルの最中にも、

後半部分への伏線がさりげなくかつ巧みに張られていて感心させられます。 

そう、名作が常にそうであるように、この作品も脚本の完成度が非常に高い、というか完璧なのです。 

決して、アニメと現実を融合させたというアイディアだけのキワモノではありませんよ。




これは単なる‘ファンタジー’ではなく、映画のプロたちが巧みに作り上げた

‘ラブコメの理想的な進化型’なのです。 



イタリアンレストランのシーン ナイフとフォーク

 

 

ここでロバートは妻に去られてしまった過去を告白。 
その苦い経験から、「愛はファンタジーに過ぎない。」と冷めた発言をします。 
しかしジゼルはロバートの目を見て訴えるように言います。 

「夢は叶うの。人生には素晴らしいことが起こるのよ。」と。 

‘夢は叶う’というフレーズはよく耳にしますが、 
本当に夢にあふれたおとぎの国から来たジゼルが言えば真実味があります。 
彼女はそのことを本当に心から信じているのですから💖


この時のジゼルの瞳の輝きは忘れられません。 

こんな瞳で見られたら、きっとロバートもなにか感じるところがあったと思います。 

後半はジゼルとロバートの距離が縮まりますが、ロバートの婚約者ナンシーも絡み、そしてジセルを探しにニューヨークへ来たエドワード王子まで絡んでくるので、一見ややこしい四角関係になります。 

ただしこの四角関係の収め方がこの脚本のお見事なところです。 


何年も付き合ったナンシーではなく、どこの誰だかも分からないジゼルと一緒になるロバートに対して批判的な女性の意見を複数聞いたり、見たことがありますが、そういう捉え方をしてしまう方もこの作品は見なくてよいでしょう。 

突然胸が熱くなるのが本当の恋なのではないですか? 

ロバート自身は否定していましたが、ナンシーとの関係は娘のモーガンのことも考慮に入れての関係だったわけです。 

そこにジゼルのように、現実では推し量れない魅力的な女性が目の前に突然現れて心動かされた彼を誰が非難できるでしょうか? 
彼が決して不誠実な男でないのは普通に見てれば分かることです。 



ジゼルの寝顔を見た時の彼の優しい何ともいえない表情を思い出して下さい。 
彼は(観客も)気付かないうちに、出会ってスグにジゼルに恋してしまっていたんです揺れるハート 


娘のモーガンがジゼルをいたく気に入ったのもロバートの心を動かしたきっかけになったのでしょう。 

モーガンがジゼルを好きになったのも納得できますね。 
だって本物のプリンセスなんですから!! 

 

 


ジゼルがベッドでモーガンにお話をするシーンも好きです。 
だってその‘おとぎ’話はジゼルにとっては‘リアル’な話。 
モーガンがそのお話に心をつかまれたのも当然ですね。 
そんなふたりをロバートも優しい笑顔で見守っていました。 



ジゼルがロバートとケンカをするシーンもありますが、怒りの感情とは無縁だったおとぎの国から来たジゼルは、怒った後に晴れやかな顔をしてこう言います。 

 


「怒ったら気分がスッキリした。怒るって素晴らしい!」と。 
怒りの感情自体もジゼルにとっては新鮮なものだったのです。 
ボクはこのシーンも大好きでした。 

楽しいことばかりじゃなくて、嫌なこともあったりするからこそ人生は豊かになるんですよね。 
喜怒哀楽があってこそ充実した人生を送れる。 
笑わせるシーンの中にもさりげなく大切なメッセージをはさんでくれています。 

このやり取りで感情が高ぶったあとにジゼルとロバートはお互いの気持ちに気付きます。
この二人をそれぞれ映したあとに、ニューヨークの美しい朝焼けの景色が入ります。 


実はボクにとってはこの風景シーンの挿入がこの作品で一番リアルなシーン展開だったのです! 

ここは‘ニューヨークを舞台にしたラブコメ’という定義にピシャリと当てはまるシーンなのです。 
短いシーンですが、そのテの作品がお好きな方には分かるはずです。 

製作者のバリー・ソネンフェルドの名前にピンときた電球方はお分かりですね。 
彼は「メン・イン・ブラック」の監督として一躍脚光を浴びましたが、映画ファンにとっては、ラブコメの傑作「恋人たちの予感」の撮影監督としての彼のセンスのよさが記憶に残ってたはずです。

彼は監督作「バラ色の選択」でもニューヨークを舞台にしています。 

いわば、ニューヨークを舞台にしたラブコメの達人なのですよ! 

そう思って見ると、二人がお互いの気持ちに気付いて戸惑い、その心情を表わすかのような夜と朝との境目のような風景の挿入が「恋人たちの予感」っぽい感じに思えるのです。





せっかくお互いの気持ちに気付きかけた二人のもとにエドワード王子が現れます(ジェームズ・マーズデンの王子様のなりきり振りもサイコーです)。 


それで別れのシーンになるんですが、

 
ここでのレイチェル・コヴィー(モーガン)の演技がとても上手で、何回見ても切なくなります(´;ω;`)

 

 

 

 

このドレスもお手製の設定で可愛いです(*'-'*)


 

 

紹介が遅くなりましたが、 


ジゼルを毒リンゴりんごで殺めようとするナリッサ女王や

その手下のナサニエル(ティモシー・スポール)も登場して、

まったく退屈することなく物語はアっという間にクライマックスに突入していきます。 

 

 

こういう役をスーザン・サランドンほどの大女優が本気で演じてくれるのがハリウッドの底力ですね。

 

クライマックスは舞踏会のシーンです。 

 

 

ここでは先にあげた‘四角関係’が1つの空間で非常に巧みに描かれています。 
まさにクライマックスと呼ぶにふさわしく、目を楽しませるだけではなく感情を激しく揺さぶるシーンが連続します。 



ジゼルとロバートが踊るシーンの美しさと切なさ。 

 

 

歌うのは苦手だと言っていたロバートが無意識のうちに

‘歌で’愛を告白するシーンのロマンチックさときたら!! 

気分が最高潮になったところで離ればなれにならざるをえない二人…。 
歌詞ともリンクして最高に切ない瞬間です。 

でもストーリーはどんどん進行します。 





‘真実の愛のキス’を実写でイヤ味なく見せてくれる設定も見事です。 




ラストはドラゴンに変身したナリッサが大暴れのスペクタクルです! 



ここで靴を脱ぎ剣をとるジゼルが印象的です。 




愛する人を救うのがお姫様側に換わっているのが、オープニングとの対比でお見事。 
ロバートとジゼルが初めて出会った(受け止めた!?)シーンもリンクして最高のエンディングが訪れます。 

 



この、男と女が対等なパートナーとして認め合うようなラストの二人が現代的な感じでいいですね。 


エドワードは取り残されたナンシーにガラスの靴を履かせてみます。 



この二人にも映画は最高のハッピー・エンドを与えました。 
二人にとってもこの展開が結局は幸せだったのです。 

だからロバートがナンシーを捨てたうんぬんと言うのがそもそも野暮なのです。 

‘終わりよければ、全てよし!’~ ですよ!! ^^





ジゼルの友達のシマリス、ピップのCG処理もお見事でした!!

mixiのハンドルネームは迷わず彼からいただきました^^

この時はこの後、アイドル現場でハンドルネームで呼ばれることなど考えもしてなかったんです(自爆)ww

 


彼がジェスチャーでジゼルを真似るシーンも最高でしたねわーい(嬉しい顔) 

 



ラストの絵本のシーンもオープニングと被せてて、ホントに文句のつけどころのないラストでした。 

ナサニエルにもハッピー・エンドをちゃんと用意してくれていたのがサイコーでしたウインク 

ジゼルが現実世界でしっかりと生きているシーンもさりげなくここで挿入されます(リース・ウィザースプーンの一瞬のカメオ出演にも注目)。 

新しく家族になったロバートとジゼルとモーガンが楽しく踊ってはしゃいでいるシーンでおしまいですムード 

エンドクレジットの影絵のようなところまで手抜きはありません。 

エンドタイトルも最高に素晴らしい組曲になっていて気持ち良く余韻に浸れます。 

最後の最後の曲の構成もお見事ムード 

本当に頭のてっぺんから爪の先まで神経が行き届いた作品です。 

完璧な作品は時としてその計算され尽くした完璧さゆえに味気なく感じてしまうこともありますが、

この作品には全くそれがありません。 

おそらくケヴィン・リマ監督をはじめ、スタッフ・キャスト全員がこの作品を心から愛しいと思って作っていたから、目に見えない魔法の力が働いたんやと思います。 

奇跡のような映画『魔法にかけられて』は、 
その作品自体がぴかぴか(新しい)魔法にかけられてぴかぴか(新しい) 
完成したのだとボクは思っていますぴかぴか(新しい)カチンコぴかぴか(新しい) 
                        ぴかぴか(新しい) 

 

 

 

 



これだけ書いても語り足りません。 
本当に見どころ満載の作品だからです。 

死ぬまでには(笑)詳細なまほかけブログを書きたいと思います✑

まだ一つしか書けてませんが(^^ゞ ライフワークにしますw