HAUTE TENSION (2003)
『ピラニア3D』『ヒルズ・ハブ・アイズ』で只者じゃないところを見せつけた
アレクサンドル・アジャ監督の作品だけに、一筋縄ではいかないホラー!
‘反則技’ともとれる終盤の大胆な展開は賛否分かれるでしょうが、
アジャ監督の作品やから、コレもアリやと思えるのでボクの中ではセーフ(笑)
今回はそのオチを分かった上で観たから(退屈かも?)と思いましたが、
神経を逆なでするような映像・音楽・効果音がオープニングから発せられるので
思わず引き込まれてしまいました!
田舎の一軒家から 後半は舞台を移す展開で、低予算ホラーにしては作品にリズムがあるのがいいし、
ジェイソンみたいに大量殺人を繰り広げるワケではないのに、
アジャ監督のジリジリした演出が上手いから終始 緊張感は途切れません。
それにしてもクライマックスの凄惨な描写は、それなりにホラー映画を観てきたボクでも
目を背けてしまう凄まじさです!!!
アジャ監督にはまたブッ飛んだ作品 を期待したいです!!
“皆殺しの殺人パラダイスにようこそ”っていうキャッチコピーは大袈裟です(笑)