『スペル』の呪いはオレにかけられたのか?!!w | 【映画とアイドル】

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DRAG ME TO HELL (2009)

 

 

 

「実はこの映画がなければ大阪☆春夏秋冬と出会うこともなかった」と言ったら

ナニをワケの分からんコト言っとんのや?!と思われるでしょうが、そうなんです(^^ゞ

 

ボクはもともとアイドル好きではありますが、この映画を7年前に映画館で観た頃は

まだ地元のアイドルには興味がありませんでした。

7年前はmixiをやってて、そこで映画のブログとかを書いてたんですが、

このスペル(=呪文)』がすごく面白かったから、他の方のブログも読みたくなって、

検索して探したんです。

そこで見つけたのが、ブログタイトルが抜群に面白かったサブさんのブログだったのです。

 

 

 

本作は主人公の銀行員の女性(クリスティン)が、ローン返済の延長を懇願する老婆を拒絶したために

老婆から呪いをかけられるというストーリー。

 

 

3日間で原題通り“地獄に引きずり込まれる”のがポイントなんですが、

サブさんのブログタイトルが【余命三日間の婚約者】だったんですwww

そう、『余命一ヶ月の花嫁』という邦画をパロってはって、もう そのタイトルだけで笑ってもうたんですよ^^

 

この方が注目してたアイドルが、しゅかしゅんの前身のグループ万葉シャオニャンで、

南口奈々ちゃんやったワケです。

サブさんの万葉ブログに興味を持ってアリオ八尾に足を運んだことが、

今のアイドルオタク生活につながったのです(笑)

 

だから、この作品がなかったら茉奈ちゃんのことも知らずじまいやったんですよ、きっと(^^ゞ

最初にハマったのは茉奈ちゃんの前のメンバー紗由美ちゃんやけどね^^

 

今回、ローマンちゃんが紗由美ちゃんっぽく見えた(笑)

 

 

ドルヲタになったのはこの『スペル』のせいなんです!!!www

 

 

前置きが長くなりましたが、このことはいつかは書きたかったんです^^

 

 

今年になって やっとこさ廉価版のDVDが発売されましたが、

映像特典が付いてなかったので、結局 特典付きの中古を廉価版より高い価格で買いましたw

それほど思い入れがあるのは先に挙げたコトもあるからなのかな(笑)

 

サム・ライミ監督といえば広くは『スパイダーマン』で知られている存在ですが、

古い映画ファンにとってはホラーの傑作『死霊のはらわた』の人。

その彼が超ヒットシリーズとなった『スパイダーマン』を経て久々に撮ったホラー映画が本作であり、

個人的には彼の監督作で一番好きなんです!!

 

 

 

 

 

女優さん好きとしては、本作で初めて見たアリソン・ローマンちゃんにハマってw

当時は彼女の作品のDVDを何本か集めましたね^^

いずれココでもそれらの作品については書きたいです✑

 

 

 

 

 

本作のクリスティンちゃん、婆さんの執拗な攻撃にビビりながらも、きっちり反撃するところが頼もしい!!

ボクは眉毛美人が好きなようです(*^.^*)

 

 

 

それにしても、入れ歯が外れた状態での噛みつき攻撃wの気持ち悪いこと…;^^

ここを筆頭に?! サム・ライミのいい意味で悪趣味全開なホラー描写が最高!!!

アメコミヒーローものでトップ監督に登り詰めながら、そこのファンがドン引きするような作品を撮っちゃったライミ監督は信用できる男ですよ(笑)

是非またホラー映画を撮ってもらいたいです!

 

 

 

 

 

本作の面白いところは、けっこうグロい描写もありながら、

普通のOLのお話が主軸になっているところ。

ある程度のキャリアも築いて出世欲もあるクリスティンちゃんは、結婚を考えてる彼氏がいる。

出世したいのは、その彼氏の家が裕福やから、農家出身の自分を少しでもよく見せたいという思いもある。

そんな、ある種の乙女心が呪いをかけられるきっかけになるストーリーが非常に面白いんです。

 

教師であるその彼氏を演じるのが、見るからにイイ人のwジャスティン・ロングっていうのもいいね^^

このキャスティングがラストにも活きてくる。

 

 

この彼氏は、かなり異常な事態にもかかわらずw彼女の言うことをちゃんと信じて対応するホンマいい奴。

だから、この彼氏のためにもクリスティンちゃんが救われて欲しい(!!)と思って

展開に手に汗握ることになるのです(^^ゞ

 

 

 

 

 

霊能師を演じたディリープ・ラオもすごくイイ味だしてて、地味ではあるけど見事なキャスティング!

霊能師のアドバイスに果敢に従うwクリスティンちゃんの行動力が見ものです!!^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えたら‘呪い’のホラーなんてオーソドックスやけど、

映像技術の発達で、昔では見れなかったような迫力のあるホラー映像が観れるとこが見もの!!

もちろんCGも多用していますが、そこには生々しさがちゃんとあり、

 

時によってはワザとマンガっぽくして フッと笑わせてもくれるところがライミ監督の真骨頂!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポルターガイスト的なシーンや、エクソシズム的な見せ場など、

ホラー映画ファンの心の琴線に触れるシーンがたくさんありつつ、

盛り上がったところでユーモアも見せる余裕の演出(!!)

真に恐ろしいからこそ笑ってしまうのはホラーの真理!!

 

 

 

 

クライマックスでは‘呪いを人に移せる’可能性を出すことで、人としての倫理観まであぶり出す巧みさ!

 

 

 

 

 

そこでローマンちゃんが考え付いたオトシマエのつけ方に拍手喝采しつつ

迎えたラストで見た光景が脳裏に焼き付いて離れない…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公開当時は「オチが分かった」と小バカにしてた映画ファンもちらほら見かけたけど、

これはオチを知ってて見ても恐ろしいねん!!!!

いや、それを分かった上で見ると より恐ろしかった!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の最後まで正に情け容赦のないこの映画こそホラー映画の鑑!!!

 

 

 

 

この映画を観た者は誰もが

 

 

 

 

地獄に引きずりこまれるのです!!!!!