(複数の報道陣も交えてごったがえすTOHO梅田のロビー)←こんなのSWでしかありえない!!?
10歳のころに映画館で初めて『スター・ウォーズ』を観て以来、SW大好きなボクは、
32年振りの念願の続編製作に、ここ2・3年 ずっとワクワクしていました。
そんな、大きな期待を胸に観た『フォースの覚醒』は、
自分の過剰とも言える期待をも満足させてくれる傑作でした!!!
鑑賞直後の興奮度・満足度で言ったら『帝国の逆襲』以来と言っていい。
すなわち、シリーズ最高傑作に匹敵するほどの出来栄えということです!!!!
すでに賛否分かれてるところもあるみたいですが、
ボクは断然支持します!!
JJ・エイブラムス監督は自身がSW大好きなだけに、あらゆるシーンで
彼のSW愛が感じられます。
『SWは映画じゃなく、祭りや!』とか、『SWはSWであればいい』と、
ファンであるボクらはずっと思ってきましたが、
本作の素晴らしいところは、そんなSWファンへの目配せだけではなく、
本作で初めてSWを観るお客さんにもちゃんと楽しめる作り方になっているところです!
むしろ、初めてSWを観た人の方が、ストーリーを新鮮に楽しめるかもしれません。
予告では ハン・ソロ久々の登場シーンに胸が熱くなりましたが、
実際に本編を観て素晴らしいと思ったのは、
懐かしいキャラに胸が熱くなるのはもちろんですが、
本当にグワァ~(!!!)っと気持ちが熱くなったのは
新キャラクターのレイやフィンのシーンだったということです。
昔からの人気キャラを出して往年のファンの満足を得るのはわりとたやすいと思わなくもないですが、
新しいキャラクターで、ハン・ソロらの人気キャラより盛り上げるのは容易じゃないはず。
しかし、予告では胸が熱くならなかった新キャラの場面が、
物語の流れに乗った上で観ると 熱いのなんの!!!
それはすなわち、本作は【物語】がよくできているということで、
ここが さすがエイブラムス監督やと思いました!!
SWファンとしてだけではなく、しっかり自分の監督としての技量をSW世界に注ぎ込んでいるところがさすがです!
ツッコミどころが無いわけではないですが、これは最初から新たな三部作の一作目として作られているから、本作で疑問に思ったところがあれば、それはこれからのシリーズで補足される可能性も大きいわけです。
ただし、本作の素晴らしいところは、ちゃんと本作だけで物語が形作られているところです。
もちろん旧作を観ていた方がより楽しめますが、本作から入っても楽しめるような作り方になっているところが本当に気に入りました。
だって、せっかく今新作を作るんやから、新しい世代のファンを作って欲しいですからね!
ボクの横に、お父さんに連れて来てもらってた小学生の男の子が二人座ってたのがなんか嬉しかった。
楽しんでくれてたらいいな^^ じっと観てたから、引き込まれてたハズ、と思いたいw
書きたいことは多々あるけど、いきなりネタバレもアレなんで、とりあえずざっくりと。
どうせあと何回か観るから^^ 細かくは後日書きたいな。
オープニングはもちろん、エンドタイトルが始まってからも起こった拍手が
超満員のお客さんの素直な反応やったと思います。
誰一人として、最後の最後まで席を立たなかった。
こんな映画今どきない。
新たなスター・ウォーズ伝説が始まりました!!!!!!!